キムタク「BG」2年ぶり復活!ボディーガード役で高視聴率も守る

キムタク「BG」2年ぶり復活!ボディーガード役で高視聴率も守る

 俳優、木村拓哉(47)が主演したテレビ朝日系「BG~身辺警護人~」(木曜後9・0)が2年ぶりに復活し、4月16日にスタートすることが4日、分かった。自身のドラマシリーズ化はフジテレビ系「HERO」以来2度目。一昨年1月期放送の第1弾ではボディーガード役に初挑戦し、平均視聴率15・2%を記録。続編にも気合十分のキムタクは「しっかりした世界観を作って、継続する意味を持たせる」と高視聴率も守り切る。

 数々のドラマをヒットに導いた“視聴率男”が、ファン待望のシリーズ化の期待に応える。

 「BG~身辺警護人~」は2018年1月期に放送され、平均視聴率15・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。最終回では最高の17・3%(同)をたたき出し、お茶の間に“BGロス”を巻き起こした。

 木村は検事、パイロット、シェフなど多彩な職業を演じて社会現象を起こしてきたが、「BG」ではボディーガードとして体を張る姿が話題に。

 今回は木村演じる主人公の章が、所属する民間警備会社「日ノ出警備保障」が利益優先のIT系企業に買収されたことを機に独立。組織とのせめぎ合いやクライアントとの人間ドラマで魅せる。

 木村がこれまで演じた職業は連ドラだけで約25種類。意外にもシリーズ化されたのは01年と14年に放送され、07年と15年に映画化もされた「HERO」のみだ。

 久々のシリーズ化にキムタクが燃えないはずがない。テレビ朝日には「相棒」や「ドクターX~外科医・大門未知子~」など人気シリーズが多く、「『BG』はまだまだ赤子のようなもの」と謙遜しつつも、「僕のわがまま」で前作から共演する斎藤工(38)や間宮祥太朗(26)のほか、スタッフも集めて台本の決定稿を仕上げた。

 主人公が民間警備会社時代の同僚役だった斎藤や菜々緒(31)、間宮の続投も決定。さらに同社の契約担当医役の市川実日子(41)、前作で上川隆也(54)が演じた章の上司の後任役で勝村政信(56)、「日ノ出警備保障」を買収した大企業社長役の仲村トオル(54)といった新キャストも加えてパワーアップする。

 木村はTBS系「グランメゾン東京」でフレンチシェフ、フジ系「教場」で警察学校教官を好演して今もなお進化中。数日前にクランクインし、「『BG』の新しいストーリーと形態をしっかり紡いでいきたい」と俳優として攻めの姿勢で視聴者の心をつかむ。