市村正親“一生”ミス・サイゴン!16年卒業宣言は作戦「計算通り」

市村正親“一生”ミス・サイゴン!16年卒業宣言は作戦「計算通り」

 俳優、市村正親(71)が26日、東京・丸の内の東京會舘で行われたミュージカル「ミス・サイゴン」(東京・帝国劇場で5月19日~6月28日、大阪・梅田芸術劇場で7月16~19日)の製作発表会見に出席した。

 1992年の日本初演以来、エンジニアを演じている市村は、2016年公演で同役からの卒業を発表していたが、この日はマイクを握ると「前回、卒業宣言をしましたけど、また戻ってきました~」と撤回。真意を聞かれ「東宝の方が『そういう作戦で行きましょう』と。はなから卒業する気はありませんでした。計算通り僕の日は(会場が)満杯でした」と笑わせた。

 続けて「今は続けられる限りやってくれ、と。目標は120歳」と力強く宣言。「できるだけ長く、息子がクリス役をやれるまで」と“Mr.サイゴン”らしくさらなる高みを誓った。

 7年ぶりのミュージカル出演でヒロイン、キムを初めて演じる高畑充希(28)は、劇中歌「命をあげよう」などを披露。「激、緊張しました」とほほ笑んだ。

 また、市村は新型コロナウイルス感染拡大についても言及。「早く終息してほしい。テレビで『夏になればウイルスも暑さや湿気に弱いから』と言っていましたし早くなくなることを祈っています」と願っていた。