レキシ「クレヨンしんちゃん」で初の映画主題歌「超うれしい。恐悦至極に存じます」

引用元:スポーツ報知
レキシ「クレヨンしんちゃん」で初の映画主題歌「超うれしい。恐悦至極に存じます」

 歌手の池田貴史(46)によるソロプロジェクト「レキシ」が、「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」(4月24日公開)で初の映画主題歌「ギガアイシテル」を手掛けた。4枚目のシングルとして、同22日に発売される。

 落書きをエネルギーに浮かぶ王国・ラクガキングダムを舞台に、描いた落書きが具現化されるミラクルクレヨンを手にした勇者・しんのすけたちによる春日部奪還を描く。

 「日本の歴史」をコンセプトに活動するレキシ。ライブの定番として稲穂を振るなど、ユニークなパフォーマンスで人気を集める。主題歌は、日本最古の漫画と言われる鳥獣戯画に着想を得て制作。「キミのその落書きも いつか誰かの宝物」「僕は何を描けばいいの 涙のあとは自由なんだ」といった子供の描く落書きへの夢、かけがえのなさを歌詞の世界観に反映させた。

 レキシは「日本史の曲しか歌っていない私に、まさかのオファー。超うれしい。恐悦至極に存じます。大好きなしんちゃんと仲良くなれるように頑張ります」と大興奮。ソロデビュー14年目で初の映画主題歌に「面白いこと、好きなことをやり続けたらこうなった。たまたまです。ありがたいですね」と感謝した。

 「監督さんからいただいた『新しく一歩を踏み出す勇気』『走り出せば想(おも)いは叶(かな)う』というメッセージからイメージを膨らませました」と説明。「100年後、1000年後に評価されて、その絵に価値が出るということもある。もしかしたら鳥獣戯画だって、誰かが気まぐれに描いたものかもしれない。描いた本人も、有名な作品になってるなんて思ってなかったんじゃないか。そんなことを、ワクワク想像しながら曲ができました」と明かした。

 しんちゃんも「生まれてこの方、まだ5年。歴史は浅いが、愛の深みはヨーロピアンブレンド・野原しんのすけです。オラと張り合うくらいの深みのあるレキシさん。“おシリあい”になってくれてありがとござます。曲も映画にピッタリで、落書きしたくなっちゃう素敵な曲だったぞ。大人にも子供にも染みるよね~」とコメントした。 報知新聞社