水樹奈々「トライしている自分を感じてもらえたら」夏のライブ音源を初出し!

引用元:TOKYO FM+
水樹奈々「トライしている自分を感じてもらえたら」夏のライブ音源を初出し!

声優・歌手として活躍する水樹奈々がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「水樹奈々のMの世界」。2月17日(月)の放送では、昨年夏に開催した、ZOZOマリンスタジアムのライブ音源を初オンエア。今だから話せる裏話も飛び出しました。

今週は、スペシャルウィークということで、特別に昨年のライブツアー「NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 2019」で、2019年9月15日(日)に開催されたZOZOマリンスタジアムでのライブ音源から、「Poison Lily」と「サーチライト」をオンエアしました。

まずは、「Poison Lily」について。

水樹「あのZOZOマリンスタジアムでの光景が一瞬にして広がりますね~。早く、またライブのステージに立ちたくなっちゃった(笑)。

『Poison Lily』は、このツアーで2曲目に配置していまして……、テンション感もアゲアゲだったと思うのですが、1曲目『WHAT YOU WANT』から、思いっきりアゲていくところだったので、敢えてCDとは違って、キメキメに歌うのではなく、ダラダラとルーズに歌っているんですよ。アクセントなどのポイントが変わっていたり、ブレスの位置も敢えて変えて、“ライブ感”を出したりしています。

自分なりに噛み砕いて、“よりライブ感を追及できたらな~”と思って、いろんな挑戦をしていた曲なので、自分でも改めて聴いてみて、思わずニヤニヤしてしまいました。“もうちょっと遊べたところもあったかな~”とかね(笑)。タイトル通り、毒に侵されていく、クラクラまいっていく感じを、艶めかしく出したい! でも、骨太感は変えたくない! っていう表現にトライしている水樹を感じてもらえたらな~と思います」

続いて、「サーチライト」について。

水樹「『サーチライト』は、本編のラストで歌った曲で、私の地元・(愛媛県の)新居浜市を思いながら作詞をした曲なので、本当に思い入れがあって……。それを全国ツアーで回りながら、みなさんの故郷で歌える、というのが幸せだな、と感じていた曲です。

何度か番組でも話していたんですけど、ライトをかざして、振りながら実は歌っているんですよね。だから、ちょっと(手を)振りながら歌っている感、片手が上にあがっている感があって、声の響き方がちょっと違うんですよね、普段の歌い方とは。そういったところも聴いてもらえると嬉しいな~とか。

実際のCDには入っていない、サックスとかが足されているのも豪華な部分だったりするし、先日、完成した映像を見ながら、オーディオコメンタリーの収録もしてきたんですけど、全然(映像と)脱線した話をしていた私たちですら、「サーチライト」のシーンでは、グッと本編の話に戻ってくる……みたいな。それくらいインパクトのあるシーンになっていましたね(笑)。

あと、ステージ上からしか、(ライトが)全点灯した模様って見れないんですよ。サイリウムやペンライトと違って、携帯電話のライトって、片側しか光らないじゃないですか。みんなが、私のほうにライトを向けてくれているので、ステージ上からしか、全部綺麗に光が灯っている様子って見えないんですよ。だから、本当に“贅沢な瞬間だな~”って感動しました。

さらに、よ~く見ると、ステージ両サイドのスタッフさんもみんな、携帯電話を持って振ってくれているんです。その映像も、是非見ていただきたいと思います。ライブ中も、目の端に(振っている姿が)入ってきて、“嬉しいな~”と同時に、“みんなで盛り上げよう”と、サポートしてくれているエネルギーが伝わってきて、いつも温かい気持ちで歌っていました。

オーディオコメンタリーは、私とキングレコードの三嶋プロデューサーとチェリーボーイズからキーボードの大平さんにきていただいて、まったりとトークしています。脱線しているところもたくさんあるんですけど、あわせてチェックしていただけたらと思います」

今回、ライブ音源をお届けしたZOZOマリンスタジアム公演が収録されたLIVE Blu-ray&DVD「NANA MIZUKI LIVE EXPRESS」は3月25日(水)発売です。映像特典には、幕張イベントホール座長公演「水樹奈々大いに唄う 伍」の模様も収録されますので、是非チェックしてみてください。

(TOKYO FM「水樹奈々のMの世界」2020年2月17日(月)放送より)