ホール試写会が神社イベントに縮小…波瑠、新型コロナ影響で「“映画館行って“と言えないのが残念」

引用元:中日スポーツ
ホール試写会が神社イベントに縮小…波瑠、新型コロナ影響で「“映画館行って“と言えないのが残念」

 映画「弥生、三月―君を愛した30年―」(遊川和彦監督、20日公開)のヒット祈願イベントが3日、東京・飯田橋の東京大神宮で行われ主演の波瑠(28)と成田凌(26)が出席した。

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 ひかれ合いながらも別々の道を歩んだ男女の30年間を、桜が咲いた3月だけで描いたラブストーリー。当初はホールで試写会を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、神社で報道陣を集めてのイベントに縮小された。

 波瑠は「こういう状況なので、なかなか大きい声で『映画館に行って』と言えないのが残念ですが、いろいろな形で宣伝できれば」とあいさつ。1年前に撮影されたが、「取材などで思い出すことも増え、とてもすてきな作品にたずさわれたとかみしめています」と自信をのぞかせた。

 成田は「珍しく母親から『予告の時点ですごく(映画を)見たくなった』と連絡をもらった」と明かし、「映画館に行ってとは言えないですけど、別の機会に見てくれる方に直接感謝を伝えられる場所があればいいな」と話した。

 3月の思い出を聞かれると、波瑠は「事務所に入るきっかけのオーディションとか、朝ドラのオーディションとか、3月から環境が変わることが多かった」、成田は「高校の卒業式のあと、友達と3人だけでもう1回卒業式をやった。本番はしんみりしてたので、全部ふざけてやり直しました」と振り返った。