HKT深川、最後はもちろん「恋するRibbon!」 まいこむコールの中で卒業

HKT深川、最後はもちろん「恋するRibbon!」 まいこむコールの中で卒業

 HKT48チームK4の深川舞子(20)が22日、福岡市中央区のスカラエスパシオで開かれた劇場公演を最後にグループを卒業し、約8年のアイドル人生に幕を引いた。

2018年、「恋するRibbon!」を歌うHKT48の深川舞子

 1期生として2011年11月から活動し、「まいこむ」の愛称で親しまれてきた深川。最後のステージには、森保まどかや村重杏奈、松岡菜摘ら現役の同期メンバーが勢ぞろいした。「Only today」で盛大な「まいこむ」コールが湧き起こり、松岡が涙ぐむ場面もあった。

 804回目の公演となった深川はセンターポジションで躍動。高校時代からの友人でもある豊永阿紀とともに「てもでもの涙」をデュエットしたほか、1期生メンバーで「遠くにいても」を歌い号泣。アイドル人生の最後は、彼女のためにメンバーが集結して生まれた代表曲「恋するRibbon!」を熱唱した。

 短大を卒業後、管理栄養士を目指す。「みんなのことは忘れないので、私のことも忘れないで」と呼びかけた深川。「私が管理栄養士になる頃には、皆さんも健康になっていて」と、最後はまいこむらしいユニークな言い回しでファンにメッセージを送った。

 最後のステージを終えた後は、急きょ開催が決まった「壮行会」へ。新型コロナウイルスの影響で延期となった、自身最後の握手会の代わりとなる特別イベントで豊永とのトークを展開し、ファンと最後のふれあいを楽しんだ。(古川泰裕)