中居正広、解散後「お会いしていない」盟友・キムタクに「思いは直接伝える」

 タレント、中居正広(47)はジャニーズ事務所を退所する経緯などを語る一方、2016年末のSMAP解散をめぐる騒動にも言及。メンバーの不仲説や翌17年に同事務所を退所した稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)への思いも吐露した。

 --騒動時の心境

 「(人気を実感して)やべぇグループに入ったと思った(笑)。自宅では普通のおじさんなので、自分のこととは思えなかった」

 --フジ系「SMAP×SMAP」の生放送で謝罪したときの気持ち

 「VTRも見ていなくて、コメントも覚えていませんが、そのときの言葉が全て。会社とフジテレビが僕たちの気持ちをくみ取った言葉だし、騒動をおさえなければとみんな感じていた」

 --謝罪が解散の一因か

 「30年やっていると、仲が良くてもかみ合わない日もある。5人それぞれで、そういうのが積み重なって(解散という)決断になった」

 --同番組の最終回で「世界に一つだけの花」を歌唱したが、作詞作曲の槇原敬之容疑者が逮捕

 「やってはいけないことをやってはいけない。そのひと言に尽きる」

 --解散時に退所は考えたのか

 「(事務所に)残るか出るか、1人で出た方がいいのか、いろんなケースを考えた。5人で話し合い決断した」

 --5人全員での退所に同意があったか

 「それはなかったと思う」

 --残留の要因は

 「判断ミスだったのか、判断能力が低下していたのか…。今振り返ると通常だったと思います。自分で決めたことですから」

 --解散した2016年大みそか、木村以外のメンバーが集まったという焼き肉店での会話は

 「その話は絶対に言わない!(笑) (質問したF誌記者に)いつもしつこいよね~。ただ、買い物する姿だけは撮らないでね。恥ずかしいから(この切り返しに会場は爆笑)」

 --SMAPで過ごした日々について

 「解散して3年、自分のメッキがはがれてきたのも感じていた。会社やSMAPのブランドで好き勝手やってきましたけど、そんなに努力を重ねてここまできたわけではないですね」

 --退所と解散、どちらが重い決断か?

 「もちろん、5人(のグループ解散)です」

 --不仲説があるが

 「(冗談で)よくご存じで! 本当に不仲かどうか分からないけど、不仲でいいんじゃないですか。家族や夫婦もそうだけど、本人たちが分かっていればそれでいいと思う。あの騒動を経験してから、(記事などで)書かれていることに鈍感になった」

 --木村拓哉を含めた元メンバーに報告は

 「4人にメールで伝えました。返信は半々ぐらい。(草なぎ)剛くんは1行くらいで『何だこれって』。そもそも、べったりな付き合いでもないですし(笑)」

 --木村とは解散後、連絡を取ったか

 「全然ないし、お会いしてない。先週、スタッフから『木村さんのライブに行ったんですね』と聞かれたけど、行ってません。ファンクラブに入らないと優先的には入れないので(笑)」

 --木村への思い

 「自分のやりたいことをやっているし。思いは直接伝えます」

 --稲垣、草なぎ、香取は年末年始の日テレ系「ガキの使いやあらへんで」特番やテレ東系「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」に出演

 「大みそかは(TBS系の)SASUKE派で。(どちらも)見てなくて申し訳ない!」

 --前出の3人との共演は

 「エンターテインメントは1%~99%の可能性で模索するもので、共演の可能性もそれくらい。ひょっとしたら、僕がキスマイに入ったり、V6がV7になるかもしれない(笑)」

 --再結成は

 「0ではないし、100%でもないけど、1人ではできないし、待ってくれる人がいるからといって応えられるわけではない。メンバーは5人で、さまざまな環境や兼ね合いもある」

 --SMAPは好きか

 「昨日も家電量販店で『SMAPの中居君』と言われた。おじさん、おばさん、若い人に言われても何の引っ掛かりもないし、しばらくは『SMAPの中居君』なのかなぁ」