中居正広、退所会見〈2〉 ジャニーズ事務所では「SMAP一色だったのは間違いない」

引用元:スポーツ報知
中居正広、退所会見〈2〉 ジャニーズ事務所では「SMAP一色だったのは間違いない」

 タレントの中居正広(47)が21日、都内で会見を行い、ジャニーズ事務所から独立することを発表した。

 【中居に聞く〈2〉】

 ―解散後どういうところを悩んだ?

 「解散して出ようかなとか、いようかなとか。でも今回の僕の退社は1人ですから、自分のタイミングで。こうやってお話するのは、全部僕1人で背負わせてもらいながら、褒められることもたたかれることも僕1人ですから。5人の状況も感じていることもありますし、それぞれだったりする。その当時、僕は最良の決断だったと思う」

 ―SMAPは会見はなかったが、1人でやる意味は?

 「会社の人と話して『ファクスでもいいんじゃないんですかね』という話しはしたんですが、『会見したほうがいいんじゃないか』『そうですか』と。でも、そうだな。迷惑かける、巻き込むことでもありますし。こうやって開いたところで補足みたいなものも出てしまいますし、それを少しでも軽減できたら。僕自身の問題でもありますし、会社の問題でもありますし。だったら僕全然1人で出ておしゃべりすることは大丈夫ですってやらさせていただきました」

 ―30年振り返って印象に残っていることは?

 「すごく難しいですね。SMAP一色だったのは間違いない。どの場面は選べないですよね。いっぱいありすぎて」

 ―なんでも聞いていいですか?

 「NGだったら僕がNG出します」

 ―スマスマ最終回で「世界に一つだけの花」歌唱後に手を振った意味は?

 「スマスマの最終回見ていないんですよ。何がオンエアされてどういう風になっているのか。見ていないのか、見られないのかは今となっては分からないですけど、見ていないです。結局解散した時も会見をしたわけでも、こちらから発信したわけではないから、あれはどうだったとか、これはこうだったんじゃないかとか…。そんなに深くないです。やったのかな。やってたのかな。ビデオ撮ったのかな。本当に見ていないですね」

 ―退所を切り出したときの事務所の反応は?

 「何もなかったです。一度持ち帰ります、はい分かりましたっていうほどでもないですけど、少しずつディスカッションしながら進めないといけないことはあると思いますので。ファーストコンタクトは5月、6月。そこからは2か月、3か月全くそんな話しはできなかったので。しようと思ったらできたかもしれないですけど、バタバタ、うちの会社なっていたので。引き留められなかったですね。なんで引き留められなかったんだろう」

 ―退所の雰囲気は出していた?

 「偉い人と偉くない人がいるじゃないですか。2番目か3番目ぐらいの人は芝居っぽく残念がってくれたのはすげー下手だなって思いました」

 ―押していけば退所できると思った?

 「押していくというよりも、僕自身の気持ちを尊重してくれたので、少しずつ話しを重ねていってという感じですね」

 ―誰かに相談した?

 「今回の決断は、どなたにも相談せずに1人で決めました。先輩方はこうした方がいいんじゃないかって、でもそれが自分にとって遠回りになるんじゃないかという懸念があったので、全て1人で決断しました」

 ―ジャニーズ以外に所属する意向は?

 「全然ないです。自分1人で出て、社員も誰もいない。マネジャーさんもいない。ちょっと動いていたら色んな人に迷惑かかるので持ちこたえられたらいいなって。社員さん集めとかできなかったので、この1か月ちょっとの期間中に見つかればいいなって。でも基本1人で出て、1人で。どこの傘下に入ることもない」

 ―1人なので会見で出迎えた?

 「意味があると思いますよ。司会者とか弁護士さんとか、これくらいは1人でできたらいいな、と。記者会見ってバッと集めて、バッと出てきてカシャカシャって。僕は絶対に先にいた方がいいと思っています。こちらからお呼びしているのになんで最後に登場するんだろう。暗黙のルールなんですか?僕分からないので、最初から待っていてもいいかなって。お声を掛けて最後に出るよりは最初にいた方がいいかなって」

 ―営業は自分で?

 「自分が出て真っ先にやりたいこともない。もっと言うならば自分の思い描いている理想も全くない。やりたい、営業とかわかんないです。でも、ホームページは作った方がいいんじゃないか。4月までに新しい人が見つからなければ、今まで付いていたマネジャーさんが窓口みたいなものはやってもらえるということなので」 報知新聞社