中居正広、退所会見〈3〉 SMAPメンバー4人には「昨日メールで報告」「返事は半分くらい。半分くらい来ていない」

引用元:スポーツ報知
中居正広、退所会見〈3〉 SMAPメンバー4人には「昨日メールで報告」「返事は半分くらい。半分くらい来ていない」

 タレントの中居正広(47)が21日、都内で会見を行い、ジャニーズ事務所から独立することを発表した。

 【中居に聞く〈3〉】

 ―ジャニーズ事務所の人に話したか?

 「後輩には一切お伝えしていません。情報番組をやっている後輩もいますが、先輩でコメントが求められた時というものあったので、少年隊の東山さんにはお伝えしました。電話でお話しして、こういう運びになりましたと。東山さんは最初電話したんですけどスケジュールが合わず、出られなくて、ショートメールで送って、そしたら電話がかかってきて、『もしもし中居です。すみません』『おう、中居どうした』『そういう運びになったので直接報告したくて…』『おう、そうか。お疲れでした。じゃあ、飯行こう』『僕行きます』『じゃあ、いつ空いている?』『バタバタしていて…』『じゃあ、2月いっぱい忙しいんだな。3月に飯行こう』『3月またお願いします』『また電話するよ』『こちらこそ電話します』『おう、お前からも電話するか』『じゃあな』と、おっしゃっていました」

 ―薄々感じていた?

 「どうなんでしょうか。ちょっと待ってください。俺、東山さんに会うんですよね。調子まくりなこと言っていますよね。会社の人に城島君にも伝えてくださいって言われていたんですよ。東君(の番組)は日曜。城島君のカメラはどちらでしょうか。城島君、申し訳ない…城島君、忘れてた!東君のことで頭いっぱいで忘れてました。会社の人に言われていたんですよ。生放送があるので」

 ―木村拓哉に報告は?

 「4人には昨日メールで報告しました。人それぞれですけど、返事遅い、来ないのもあれば、のんきな内容も。そんな感じかって返事もあればそれぞれでした。剛君は返事が一行くらいでしたね。なんだこれって。そんなもんです。昔からべったりじゃないですし、連絡したら返事が返ってくるようなものでもない。返事は半分くらい。半分くらい来ていない。あとは想像に任せます」

 ―ジャニーズはどんな場所だった?

 「アイドル中心というか、僕自身本当に実力があるとか、テクニック、力がある人間と俯瞰で見ても秀でたものがあるわけでもない僕をここまで押し上げていただいたのは、会社のおかげでも何ものでもない。本当、人の前で歌ったりとか、歌えないのに歌わせてもらったりとか。運と会社の後押しだけでここまで来られたと思っています。よくテレビとか雑誌とか役者さんが自分の言葉でも、どなたかを表現する意味で『プロとして~』というじゃないですか。いっつもドキドキするというか。中居、お前は何だって言われたら、何のプロだろうなって。ずっとアマチュアみたいな感じでやってきた。俺、プロとして胸張ってできることないなって。アマチュア感とか、はったりでやってきた。解散してこの3年とかも自分のメッキがはがれてきたのも、薄々ばれてきているのも感じていますね。会社の力、SMAPのブランドで好き勝手やってきましたけど、そんなに努力を重ねてここまできたわけではない。ここまでにしてもらったのは間違いない。老舗の会社ですから、会社の力でここまで来られたので、出るというのは自分が試されることなんじゃないかなって。それくらい感情を変えなければならないと感じた3年でした」

 ―ジャニーズで一番感謝している人は?

 「ジャニーさんじゃないですか。それは間違いないです」

 ―ジャニーズの先輩・後輩へのメッセージ

 「もし、4人や後輩先輩へのメッセージはカメラを通すとか、直接言えるものじゃないかと思います」

 ―やめることへの後悔は?

 「間違った判断をしてしまうことはあると思う。後悔する決断があってもいいんじゃないかな。よく後悔ないように、間違いないようにと言われますけど、時とすれば後悔と分かっていても飛び込まなくちゃいけない瞬間が人生に一、二度あってもいいんじゃないかなって思えるようになった。そこに足を踏み入れたらどうなるか分からないという自分もいますが、しっかり後悔を受け入れることも大事じゃないかなと思います」 報知新聞社