氷川きよし「紅白」の龍のクレーンは「リハの時はキャ~、本番になるとオラ~みたいな」

引用元:スポーツ報知
氷川きよし「紅白」の龍のクレーンは「リハの時はキャ~、本番になるとオラ~みたいな」

 歌手の氷川きよし(42)が13日放送の文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜・後1時)にスペシャルパーソナリティとして生出演。「氷川きよし&倉田真由美で『限界突破』の生放送」と題し、漫画家・倉田真由美さん(48)らとトークを繰り広げた。

 大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」では、金色の龍のクレーンに乗って動きながら「紅白限界突破スペシャルメドレー」を披露し、歌手別視聴率で嵐に次ぐ2位となる40・4%を記録、話題を集めた氷川。紅白のパフォーマンスについて「やってる方は乗ってるだけだから龍の上に。(自宅に)帰ってから録画してたんで見たんですが、ずいぶんスケール感があって。やってる時は必死で歌詞間違えないようにと」と話した。

 龍のクレーンは「作るにあたって、何度も工場っていうんですかね、作るところに行ってチェックして、落ちないようにとか」とこだわり、安全ベルトなどがないため、つかむバーの高さなどを直前まで調整したという。

 本当は「高いところはダメなんですけど」という氷川だが、「本番だとスイッチはいっちゃうじゃないですか。リハの時は怖いんですよキャ~って。でも本番になるとオラ~みたいな」と、氷川らしく“プロ根性”を表現した。

 紅白で歌ったアニメ「ドラゴンボール超」の主題歌で、ロックなナンバー「限界突破×サバイバー」のほか、コンサートではクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を日本語で披露するなど、新たな挑戦を続けている。「ボヘミアン―」を実際に聞いたという倉田が「やっぱりストンと入ってくるのは日本語じゃないですか。私の周りでもあれはすごいって評判で」と話すと、「魂がポンと入っちゃって」と思いを明かし、「今年は人間・氷川きよしを歌っていきたいと思います」と続けた。

 また、「限界突破―」をきっかけに氷川のファンになったという高校生の声が紹介されると、「ありがたいですね。(年齢的に)子どもですからね自分の。そういう子たちにいい言葉の歌を送ってあげたいなと思って」と話し、最後は「常に自分との闘いですから。自分に負けないように強く強く心を持って、何事にも負けないように歌っていきたいと思います」と21年目への決意を語った。 報知新聞社