Reolさんが、2月19日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。楽曲の制作方法や1月にリリースされたセカンドアルバム『金字塔』についてなど、パーソナリティ・とーやま校長の質問に答えました。その後編。とーやま校長:Reol先生は、YouTubeの総再生回数が4億回以上ということですけど、この数字に実感はあります?
Reol:まったく。
とーやま校長:天文学的な数字って感じですか?
Reol:だし、なんだろう……もともとは、ニコニコ動画に上げていたんです。それをアーカイブ用にYouTubeにも上げていただけだったから、気づいたらそっちが育っていたみたいな感じ。しかも海外の方がすごく聴いてくれて、めっちゃ回ったみたいな感じです。
とーやま校長:嬉しいは嬉しいんですよね?
Reol:もちろん嬉しいですよ。いろんな言語で感想を言ってくれるから、面白いし励みになりますね。
とーやま校長:で、Reol先生は、1月22日にセカンドフルアルバム『金字塔』がリリースになっているということで、全部で11曲収録されているのですが……。
Reol:そうです!
とーやま校長:まず、トラックが本当にかっこいいですね。
Reol:ありがとうございます!
とーやま校長:できるだけ大きな音で聴いてほしいなと思うし、俺も上げられる範囲の大きな音で聴きましたけど。そうしたら、気分が「やってやるぞ!」とか、「できるぞ!」みたいな思いになりました。
Reol:それは超嬉しいですね。
とーやま校長:でも言葉を聴くと……Reol先生は、けっこう許せないこととかあるでしょ?
Reol:ある!(笑)。
とーやま校長:そういうのが、作品の原動力になっていますよね。Reol:いかに過去の自分を裏切らないかじゃないですけど、裏切らないというか……過去の自分が頑張ったことを、今の自分が無下にしたくないというのがあって。
とーやま校長:うん。
Reol:そういうことはよく歌詞に書くかも。
とーやま校長:例えば?
Reol:昔の自分がサボったシーンとか、手を抜いたシーンとかもあるけど、もうずっと……音楽を作り始めて5~6年になるんですけど、5年前の自分が始めていなかったら今の自分がないわけで。しかも、2年前の自分がそれを続けてきたから今があるわけで。
とーやま校長:うん。
Reol:だから、続けることが一番美しいと思うんですよ。なんか、最初に作ったものって評価されがちじゃないですか。でも、10代のころに作った曲だからよく聴こえているのか、そもそもいい曲なのか、ってみんな混同しちゃう部分だと思うんだけど……。
とーやま校長:たしかに。
Reol:でも私は、若いころに作った曲が今も掘り返されて聴かれているということは、長く続けた結果だと思うんですよ。だから、継続することが褒められてほしい!
とーやま校長:へぇ~……なるほどね。
Reol:めっちゃいいことを言っているんですけど!
とーやま校長:それは言わないほうが良かった(笑)。
Reol:(笑)。でも本当に、停滞していようが下降していようが、続けるということ自体が忍耐のいることだし、すごく素晴らしいことだと思うから。何かを続けている人は、マジで偉いと思っている。平等に。
――ここで、「金字塔」をオンエア
とーやま校長:アルバム『金字塔』の1曲目に収録されている「金字塔」ですけど、話を聞いてからだとよりバキっとしている! と感じました。
Reol:おぉ~、嬉しいですね。
Reol YouTubeの総再生回数4億回「気づいたら育っていた」
引用元:TOKYO FM+