悪魔、不倫… 夜ドラなのにドロドロ 要潤が主演ドラマ

引用元:中日スポーツ

 俳優の要潤(38)が6日、名古屋市東区で、主演する大人の土ドラ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪(しょくざい)の奏鳴曲(ソナタ)~」(東海テレビ制作=フジテレビ系、7日スタート、午後11時40分)の会見に登場した。初回では、不倫の末、夫を殺した罪で被告となる奥菜恵(40)演じる女性を、要の御子柴が弁護、無罪を主張する。

 岐阜県出身の作家、中山七里さんによる弁護士・御子柴礼司シリーズをドラマ化。御子柴は少年時代に凶悪事件を起こした過去を持ち、強引な手腕で「悪魔の弁護人」と呼ばれている。

 要は大人の土ドラの前身の同局の昼ドラ「新・愛の嵐」(2002年)で人気が爆発。「古巣に帰ったよう。特別な思い入れがあります」と熱く語った。すでに撮影は終了し、当時を知るスタッフと「今風に言うとワンチームになって作品ができたのは、役者人生にとって大きなこと」と振り返った。

 弁護士役は初挑戦となる。「避けていたわけじゃないんですけど、役者として覚悟がいる」と気を引き締め、専門用語や長ぜりふと向き合った。「悪魔」らしく、スーツに黒シャツ、髪形はきっちりオールバックに。「笑顔は封印し、ニヤリともしない。冷徹に、せりふも抑揚をつけずに臨みました」と徹底したため、「ストレスがたまりましたね」と笑顔で話した。

 「小学校の体育館いっぱいに使ったセットも豪華です」。どんでん返しのある法廷シーンが見どころとか。全8話は3つのエピソードに分かれ「むちゃくちゃドロドロなんですけど、適度に笑いもあるので見やすい。途中からでもOK」と呼び掛けた。共演は津田寛治、ベッキーら。3話からは勝野洋がゲスト出演する。