「翔んで埼玉」で作品賞の武内英樹監督「埼玉県の人たち、本当にありがとうございました」

引用元:スポーツ報知
「翔んで埼玉」で作品賞の武内英樹監督「埼玉県の人たち、本当にありがとうございました」

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第62回(2019年度)ブルーリボン賞」の授賞式が18日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。

 「翔んで埼玉」で作品賞受賞の武内英樹監督(53)は羽織袴姿で登壇。「賞とか全然考えないで撮ったので、こんな伝統のある賞を獲ってしまっていいのか。すみませんでした」と頭を下げた。

 「埼玉県の人たちのどんなにディスってもいい、とにかく注目されたいんだという声で作れました。本当にありがとうございました」と続け、司会の舘ひろしから「埼玉での大ヒットをどう思いますか?」と聞かれると、「よっぽど、マゾというか寛大な心を持った人たちなんだろうなと思います」と答えた。

 同作は埼玉県民の郷土愛を掘り起こし、興行収入は約38億円を記録。同県内だけで10億円を超える局地的大ヒットとなった。

 ◆ブルーリボン賞 青空のもとで取材する記者が選考し、賞状に青いリボンを巻いて渡したことに由来。副賞は万年筆。映画に取り組む姿勢や人柄も選考対象となるのが特徴。 報知新聞社