米津玄師「Lemon」日米通じ史上初のビルボード連覇「作ったのが遠い昔のことのよう」

引用元:スポーツ報知

 シンガー・ソングライターの米津玄師(28)のヒット曲「Lemon」が、CD売り上げやダウンロード数など8指標を合算した「ビルボードジャパン Hot100」の2019年総合ソング・チャートで1位を獲得したことが5日、分かった。昨年に続き、2年連続の栄誉。同一楽曲での2連覇は60年の歴史を誇る米国の「ビルボード HOT100」チャートでも例がなく、日米を通じて史上初の快挙になる。

 「Lemon」は18年3月にシングルとして発売。ミュージックビデオのYouTube再生回数は日本最多の4億9400万回超を誇る。米津が、昨年のNHK紅白歌合戦でテレビ初歌唱すると、放送直後から再び話題が沸騰。音楽サービス主流のストリーミング(インターネット上で音楽を聴くサービス)が解禁されていない中で、ダウンロード回数、ラジオ放送回数、動画再生回数、カラオケ歌唱回数など6つの指標で1位を獲得。長く、広く愛されている楽曲であることが証明された。

 「Lemon」を含め、TBS系「ノーサイド・ゲーム」の主題歌「馬と鹿」(5位)、菅田将暉の「まちがいさがし」(6位)、Foorinの「パプリカ」(7位)と自身が手がけた4曲がトップ10入りした。

 米津は「とても光栄です。この曲を作ったのが遠い昔のことのような気分でいます。これからも続くであろう長い人生の中で、このような得がたい経験をさせてもらったことに、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメント。まさに“米津時代の到来”と言えそうだ。

 同チャートでは、あいみょんの「マリーゴールド」が総合2位、Official髭男dismの「Pretender」が総合3位に入った。

報知新聞社