千鳥大悟、志村に熱弁「それを欲しがるのがテレビ局」

千鳥大悟、志村に熱弁「それを欲しがるのがテレビ局」

 お笑いコンビ「千鳥」の大悟(39)が、11日深夜放送のフジテレビ「志村でナイト」(火曜深夜0・55)に出演。お笑いタレント・志村けん(69)に、ロケ撮影について持論を語る場面があった。

 「師匠と一緒にロケ行ったら、“こんなにロケって楽なん?”って思いますよね。美味しいもん食えて、遅めに始まって、早めに終わって」と、志村けん(69)との撮影を振り返った大悟。「あんなんじゃないですからね、普通は」と続けたが、志村は「ロケの前に打ち合わせしないの?打ち合わせしないからダラダラ長くなるんだよ」と物申した。

 大先輩の意見に、「そうですね」とうなずいたが、一方で「みんなどうしても撮りたいんですよ。あの人たちはあの人たちで、上の人に持っていったら『もっと撮ってこいよ』って言われるんです。ただ、師匠が『もう撮れただろ』って言うと、止めるしかないんです」とスタッフの立場を代弁。その上で「それを欲しがるのがテレビ局」と指摘した。

 地方番組で特番のロケをした際のエピソードも披露。全国放送が決まり、スタッフは「気合の入れようがすごい」そうで「2時間番組で、20カ所とか行く」という。オンエアを計算すれば、一軒あたり一、二分の尺、さらにほとんどがカットされるそうだが「それでもあっちは欲しいんですよ、それぐらい」と大悟。「だから師匠。たまには、尺とか関係なしに『好きなだけ回してごらん』っていう優しさ。自信がないからあれこれ撮るけど、それがいつか成長していくわけです。もう撮れたかなっていう感覚になるまでは、付き合ってあげましょうよ」と熱弁していた。