高嶋政伸が明かした父の姿 亡くなる2日前に残したセリフは…「イエーイ」

高嶋政伸が明かした父の姿 亡くなる2日前に残したセリフは…「イエーイ」

 俳優の高嶋政伸(53)が10日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演し、昨年6月に亡くなった父、高島忠夫さんについて語った。

 高嶋は5年前に結婚し、2017年には第1子が誕生した。高嶋家待望の初孫に両親は大喜び。忠夫さんは生まれて間もない孫に会った瞬間に“この子は絶対に芸能界に入れたい”と判断したという。「いやいや待ってくれよと。僕としては、役者ってやっぱり不安定じゃないですか。仕事があるときはあるけど、ないときはないしっていう…あとは息子の気持ち次第ですから、任せていますけど」と親としての顔を見せた。

 

 初孫の誕生を見届け、88歳で旅立った忠夫さん。「亡くなる2日前なんですよね。息子と妻を連れて行ったら、息子が父親の古いギターを勝手に持ってきて、父親がいる前でギターをじゃらんじゃらんじゃらんとやったんですよ。そうしたら父親が小さく『イエーイ』って言って…」と明かした高嶋。続けて「動画で撮ったんですよ。『イエーイ』ってきたんで、父親のほうに(カメラを)パンしたら、父親が手を叩いた瞬間が映っていて。だから亡くなる2日前はしっかりしてたんですよね。『イエーイ』も言うし、手も叩いて喜んでくれたんで、うれしかったですよね、何か」と振り返った。

 

 50歳で父親になり、愛息は2歳5カ月。自身が幼い頃から見ていた忠夫さんの生き様を愛息に伝えたいという。「(父は)年下だろうが年上だろうが、全ての人に敬意を払って丁寧な言葉で接していたんですよ。それは子供心に良いなって思っていたので、息子にも教えたいですね」と語った。