池上彰、大学生の解答を絶賛「すごい!」そうだったのか!!P裏話

池上彰、大学生の解答を絶賛「すごい!」そうだったのか!!P裏話

ジャーナリストの池上彰氏が、最近大きな話題になっているニュースの数々、そして今さら「知らない」とは恥ずかしくて言えないニュースの数々を分かりやすく解説するテレビ朝日系番組『池上彰のニュースそうだったのか!!』。1日(19:54~)は、新型肺炎ウイルスとイギリスのEU離脱、そして国会について解説した。

同局の丹羽敦子プロデューサーは「イギリスのEU離脱については、池上さんも『なぜ離脱なのかここで1回やっておきたいけど、1時間しかないから厳しいよね…』とのことで残念ながら割愛し、短い解説でした。結果、メインはヘンリー王子の王室離脱となりました」とのこと。

続けて、「ニュースを見ただけでは疑問に感じることが多かったのか、スタジオでもこのネタ、非常に盛り上がっておりました。“マルチ”と私たちが呼んでいるスタジオのモニターに、写真とか図を出しながら普段解説いただいてますが、スタジオでゲストからの質問が多すぎて、こちらで用意していたものでは足りない、使えずで…。結果マルチをほとんど活用せずにひたすら池上さんに質問にお答えいただきました」と振り返った。

そして「この番組はかっちり台本があるわけではなくて、実際ゲストの方に渡す台本は3ページくらいなんですけど(笑)。なんとなく『こんな要素は話してくださいね』と池上さん用に流れだけの台本があり、それに合わせてスタッフがマルチに出す写真や図を用意、収録時にそれをランダムに出していくわけなんです。だから、ゲストの質問に対して池上さんが『こちらをご覧ください』とマルチを使いだしたら、スタッフとの読みがあたった、と思ってみててください」と裏側を明かす。

その上で、「そういう意味では今回は大外しでしたね。『まさか王室離脱であんなに盛り上がるとは』と池上さんもおっしゃっておりました」と明かした。

また、丹羽Pは「さらに予想外に盛り上がったのが“国会”の話です。中学の公民で習うような話なんですけど、『ちょっと教科書っぽいかな…』と池上さんも収録前は心配されていましたが…こちらも非常にスタジオは盛り上がっておりました」と収録を総括。

国会の話題については、「尺の都合で切っちゃった部分が多いんですけど、2020年度予算の話から日本の借金の話になったり、桜を見る会の話など、放送できずに残念でした。ちなみにスタジオで正解者がいなかった、4つある国会の話、実は街録(街頭インタビュー)で正解を答えられた方が1組だけいたんですよ。大学生でした」と丹羽P。

「すごいですよね。放送では流さなかったんですけど、池上さんも『すごい!』と絶賛されてましたね」とのことで、「池上さん、街録の皆さんの声を聴きながらつい『え? 本当??』『ウソでしょーー』とか心の声が出てしまっているので、ぜひワイプにも注目して注意深く聞いてみてください」と話していた。

次回は、8日(19:54~)に放送される。