引用元:夕刊フジ
再開発が進む若者文化タウン「下北沢」(東京都世田谷区)。駅前の真正面に構えるシモキタフロント・ビルに今月、新たなロック&コミュニケーションの場が誕生した。その名も「フラワーズ・ロフト」。
その名の通り、70年代から下北沢ロフトや新宿ロフトなどを展開し、若者文化を爆発させてきたロフト・プロジェクトの新たな拠点だ。
「ライブを楽しんだ後も、お客さんたちが飲んだり、しゃべったりできるロック&コミュニケーションの場になればいい」と日本のライブハウス文化のゴッドファーザー、平野悠氏。
地下への階段をおりると、ゆったりおしゃれなカウンターのバーラウンジと250人収容のステージフロアが隣接。今月2日のオープニングには世田谷区長から各界のクリエイター、老若男女の音楽好きが駆けつけた。
いとうせいこうは「路上に花を咲かせよう」と詩を朗読。「こんなウザイ時代だから愛と平和、未来へのメッセージを持った人々が集まり、過去と未来を結ぶ今の場所を抱きしめる、それが本当の“ライブ”なんだよね」
この新名所、一度足を運んでみてはいかがか。