からし蓮根「小遣い5万円に」漫才コンテストV宣言

引用元:日刊スポーツ
からし蓮根「小遣い5万円に」漫才コンテストV宣言

ミキ、アインシュタイン、銀シャリ、笑い飯、トミーズらの王者を生んだ50回を数える「NHK上方漫才コンテスト」(NHK総合、3月6日午後7時30分=関西地区)の本選出場組が6日、NHK大阪放送局で発表され、昨年のM-1ファイナリスト「からし蓮根」や、神戸大出身の「ネイビーズアフロ」ら8組が記者会見した。

「-アフロ」の皆川(27)はじり(26)は、出場8組最長キャリアの11年11月結成。今大会の本選出場は2年連続2回目だが、昨年はM-1グランプリ、キングオブコントともに準々決勝止まり。数ある地元関西の賞レースでも、昨年は歌ネタ王決定戦が準決勝まで、ABCお笑いグランプリは決勝まで進むも優勝を逃すなど、ここ数年、各賞レースを「もうちょっと」で涙をのんできた。

皆川は「僕ら去年、一昨年も賞レース出させてもらってますけど、ほんまに無冠なんですよ」。今大会で優勝し「『ひっぱりだこ』だと、足は8本なんで、僕ら『ひっぱりいか』になりたい。足10本なんで、まだまだ“ひっぱりしろ”があるぞっていう…」と、無冠の帝王返上を宣言した。

はじりも「去年はふかしにふかして2本目(最終選考)がやれなかったんで、今年こそは」と、落ち着いてタイトルをねらう覚悟を示した。

一方で、M-1で優勝を遂げたミルクボーイに“先行”を許した「からし-」も巻き返しを期す。杉本青空(そら、26)は、17年秋に年商1億円の女社長と結婚し“逆タマ婚”として話題になったが、小遣いは「3万円」とこぼす。優勝で名声をあげ「小遣い5万円にしてもらって、バーンと豪遊したい」と野望? を掲げた。

相方の伊織(26)も「優勝しないといけないところまできている」と気を引き締める。というのも、この日の会見で、本選初出場で「からし-」と同じ13年結成の「ニッポンの社長」から「(知名度のある)からし蓮根、ネイビーズアフロが優勝してもざわつかない」と下克上を宣言されたことを受けての決意表明。伊織は「当たり前で優勝すると思わせるような漫才をしたい」と話していた。