バカリズム 自身脚本・主演作のまさかの映画化に「夢みたい」イブ婚後初の公の場

バカリズム 自身脚本・主演作のまさかの映画化に「夢みたい」イブ婚後初の公の場

 昨年クリスマスイブに元「でんぱ組.inc」の夢眠ねむさんと結婚したお笑い芸人のバカリズム(44)が4日、自身が原作・脚本・主演を担当する映画「架空OL日記」(28日公開、監督住田崇)完成披露試写会に女優の夏帆(28)、臼田あさ美(35)、坂井真紀(49)らと出席。結婚後初の公の場で笑顔を見せた。

 「架空OL日記」はバカリズムが2006年から3年の月日をかけて、銀行勤めのOLのフリをしてネット上にこっそりつづっていたブログを書籍化したもので、17年にはバカリズム原作・脚本で、自らOL役として主演を務めた日本テレビ系でドラマ化された。バカリズムは同作の脚本で第36回向田邦子賞を受賞し、高い評価を得た。夏帆、臼田をはじめ、ドラマ版でバカリズム演じる主人公“私”のOL仲間を演じた佐藤玲(27)、山田真歩(38)、三浦透子(23)に加え、映画版では、坂井、女優のシム・ウンギョン(25)らが加わった。

 ドラマ版から2年が過ぎ、まさかの映画化に、バカリズムは「夢みたい」と感激。「おそらく期待通りの内容になっていると思っている。こんなんだったらいいな?というのがまんま見られると思う」と仕上がりに自信を見せた。

 撮影は「現場が楽しくて、空き時間もみんなとお弁当食べたりしていた。思い出ビデオを見せるみたいな、ちょっと恥ずかしい感じがする。それをわざわざお金払って見てもらうという…」と苦笑しつつ、「(撮影初日は)夏休み明けの初日の感じ。みんな、ちょっとうっすらいい格好してるんです。みんなソワソワしている感じはありました」とニヤリ。夏帆も「最初ちょっと再開した時は気恥ずかしさはあった。お互い探り合いがあった」と同意し、笑わせた。

 映画版から参加の坂井について、バカリズムは「もともと『架空OL日記』を書いている時の、(夏帆演じる)真紀は坂井さんがモデルだったんです。当時の元気な…」とポロリ。その言葉に、坂井から「当時…」とツッコミが入ると、バカリズムは「パブリックイメージだったんです」と必死でフォロー。それでも、そんな坂井の出演に「うれしかった」と喜んだ。

 イベントで、結婚について触れることがなかったが、共演者らと笑顔を見せた。

 バカリズムは昨年12月24日、所属事務所の公式ホームぺージで「私事で恐縮ではございますが、この度、私バカリズムこと升野英知は結婚致しました事をご報告させて頂きます」と結婚を発表。「相手は元でんぱ組.incの夢眠ねむさんで、現在は芸能界を引退している方です。仕事を通じて知り合い、数年間の友人関係を経てお付き合いが始まり、この度結婚する運びとなりました」とし、「今後もこれまで以上に、芸人として頂いたお仕事の一つ一つを面白いものに出来るよう尽力致します」などと記していた。