歌詞も! 曲調も! アニソンも!…人気声優・寺島拓篤が選ぶ“刺激強めなアニソン”とは?

引用元:TOKYO FM+
歌詞も! 曲調も! アニソンも!…人気声優・寺島拓篤が選ぶ“刺激強めなアニソン”とは?

声優・アーティストとして活躍する寺島拓篤が、3月まで期間限定パーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「THE QUARTER~寺島拓篤の勝手にASSEMBLE~」。1月28日(火)の放送では、大のアニソンファンである寺島が「このアニソン。刺激、強め。」をテーマに、意外性あふれる3曲を紹介しました。TOKYO FMのヘビーリスナーである寺島が、TOKYO FMの番組を勝手にアッセンブルするコーナー。今回インスパイアされたのは……毎週土曜日10:50~10:55に放送されている「WILKINSON“Only One Music”」です。ナビゲーターの島村仁さんが、毎週、番組タイトルの日本発の炭酸水ブランド「ウィルキンソン」にちなみ、“刺激強め”なロックナンバーのリクエストに応える人気番組です。

「本当にかっこいいお声で、聴くたびに“刺激”を越えて“腰砕け”になってしまいます」と、声優である寺島も、島村仁さんの声にメロメロ。また、「ウィルキンソンは僕も好きで、レモン味をよく飲んでます」と言います。そんな寺島が今回、同番組にリスペクトを込めて、「このアニソン。刺激、強め。」をテーマに、大好きなアニソン3曲をセレクトしました。

「いや~、アニソンにも刺激強い曲は、いっぱいありますよ。どういう意味の刺激かというと、分かりやすいのはロックサウンド。ビシッときますからね。とはいえ、それだけではない。いろんな刺激があるなあと、想像しながら選んでみました」

【「In My Dream」真行寺恵里/『ブレンパワード』オープニングテーマ】
「すごく綺麗なピアノのイントロから入って、ギターでぶっ壊してくる。そこに真行寺さんの、綺麗だけど鋭く突き抜けるようなハイトーン(ボイス)。サビのハイトーンがとにかく刺激的ですよね。歌詞にも“刺激的”が入っています。恋愛っぽい歌詞なんですけど、とにかく強いんですよ。ガンガンきます」

さらに印象的だったのは、この曲が流れるアニメの“オープニング”映像だったそうです。

「WOWOWでオンエアしていたテレビアニメで、富野由悠季監督の作品。主要の女性キャラクターが、このオープニングテーマに乗せて、なぜか全員素っ裸なんですよ(笑)。それが当時の僕にはすごく刺激的で、得も言われぬドキドキ感がありました」と語ります。

ほかにも、最後のサビでもう1段階上に転調する、刺激的なハイトーンボーカルが魅力的な楽曲です。番組でも、そのパートをじっくりと聴きました!

【「Loop-the-Loop」KOTOKO/「もっとTo LOVる-とらぶる-」オープニングテーマ】
「“やっぱり『To LOVEる』だよな”と。とても男性的な目線で恐縮なんですけど、革命的でしたよね、このシリーズの作品は。そして今回、なぜ『もっとTo LOVEる』のほうのオープニングを選んだのかというと……単純に、“僕がKOTOKOさんを好きだから!”。胸のなかの青春的な情緒がすごく揺さぶられる、エモーショナルなお声だと思っていて、昔から好きなんです」

最近は、セクシーなアニメも増えてきていますが、寺島にとって『To LOVEる』シリーズは今も思い出に残る衝撃的な作品だったそうです。

【「Sexy Sexy,」CASCADE/「学校の怪談」エンディングテーマ】
「『学校の怪談』は、2000年に放送していたアニメなので、もう20年近く前の作品。舞台が小学校で、主人公たちも小学5年生。学校の旧校舎で妖怪たちに襲われてしまう作品になっているんですけども……“この曲か!”という(笑)」

当時の寺島は、小学生が主人公の作品で、「Sexy Sexy,」というタイトルにまず、“衝撃=刺激”を受けたそうです。

「あと、単純に曲がかっこいい。タイトルの通り“セクシー”な内容の歌詞なんですけど、当時この曲を選ばれたアニメのスタッフさんも、子供にとっての“刺激”とか“衝撃”をポイントにしたんじゃないかと僕は想像します。

妖怪がいっぱい出てくるので“怖い話”なんですけど、この曲がかかることで、ちょっと違う方向に中和されるというか。恐怖を和らぐ印象を持っています。いまだに僕のなかに残っている、刺激強めのアニソンだなと思います」

(TOKYO FM「寺島拓篤の勝手にASSEMBLE」2020年1月28日(火)放送より)