桂米団治、節分豆まきは「米朝まつり」成功を祈願

落語家桂米団治（61）が3日、大阪府寝屋川市の成田山大阪別院で行われた節分祭に参加し、豆まきを行った。

イベント終了後「今日は天気もよく、寒くもなく、穏やかな日よりで気持ちよくまかせていただきました」と喜んだ。

今年は米団治の父で人間国宝だった桂米朝さんが亡くなって5年。3月は神道の「五年祭」にあたり、父の功績をしのぶ「米朝まつり」（3月20～22日、大阪・サンケイホールブリーゼ、朝日生命ホール）が開催される。

米団治は米朝事務所の代表取締役社長に就いている。豆まき中は「米朝事務所がしっかりするように。今年は『五年祭』ですので、大阪松竹座のお芝居と『米朝まつり』の成功を祈願しました」。

大阪松竹座では、米朝さん夫妻を描く喜劇「なにわ夫婦八景　米朝・絹子とおもろい弟子たち」（16日まで）が上演中。1日に初日を迎え、米団治はたこ焼き店の店主役でゲスト出演した。

出演を「毎日でも出たいという気持ちです。みんなが米朝を応援してくれてる気持ちがすごく伝わりました」と振り返った。