東出不倫相手・唐田えりか降板の「病室で念仏」“悪ムロ”が救世主になる?

東出不倫相手・唐田えりか降板の「病室で念仏」“悪ムロ”が救世主になる?

 あの唐田えりか(22)が第1話で降板したことで有名になってしまったTBS系の連ドラ「病室で念仏を唱えないでください」(金曜夜10時~)。僧侶でありながら、救命救急医でもある異色の主人公を伊藤英明(44)が演じている。ほかに中谷美紀(44)やムロツヨシ(44)、松本穂香(23)らが出演する医療ヒューマンドラマだ。

 唐田の“騒動”で初っぱなからゴタゴタしてしまったが、初回視聴率は11%台と好発進。ところが、第3話で2ケタを切ってしまった。

「もうひとりの騒動の主である東出昌大と、桐谷健太がW主演の『ケイジとケンジ』は、桐谷を応援するファンもいて危機を脱したようですが……『病室で念仏――』も、いっそ唐田の出演を続けた方が話題になったかも、なんて声もちらほらあります」(キー局関係者)

 まあ、視聴率はダウンしたとはいえ、ネット上には〈やっぱり伊藤英明は暑苦しい役が似合う〉〈中谷美紀が奇麗で見惚れる〉なんてキャストを褒める声も多い。

「中でも称賛の声が多く寄せられているのが、天才心臓血管外科医・濱田を演じるムロさんです。濱田は天才ではあるけれど、鼻持ちならない嫌な男。コミカルな芝居を得意とするムロさんですが、今回はそこを封印し、徹底して腹黒く自己中心的な男を演じています。“悪ムロ”って感じですが、これが凄くいいんですよ」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 ムロといえば、2018年10月期のTBS系の連ドラ「大恋愛~僕を忘れる君と」で、若年性アルツハイマーに侵される女医(戸田恵梨香)を支える小説家役を熱演。この時もコメディー要素の一切ないナイーブな演技で、多くの女性ファンの心を掴んだ。

「『大恋愛――』では〈ムロさんがイケメンに見える〉などと話題になりました。今回の『病室で念仏』でも〈悪いムロさん、意外にハマり役〉〈どSっぽい雰囲気、ちょっとカッコいいかも〉と悪ムロにハマる視聴者が結構いるようです。百八十度違う役柄をすんなり演じられるのは、演技が達者なムロさんならではでしょう」(山下氏)

 そんなムロは“人たらし”としても有名だ。「大恋愛」で共演した戸田とは今でも仲がいい。

「ムロさんが1月31日に自身のインスタグラムで、ドラマの番宣をライブで配信。ライブ中に戸田さんが『ムロしゃん?』とコメントを投稿し、視聴していたファンが<恵梨香ちゃんがきた!>と大興奮。ところが、ムロさんはこれに気づかずライブを終了してしまう、という事態に」(テレビ誌ライター)

 その後、戸田のコメントに気づいたムロはライブを再配信し、「恵梨香ちゃんありがとう! ありがとね!」と戸田に感謝の言葉を伝えていたようだ。

 人たらしの愛され男が演じる悪いキャラ。視聴率アップの起爆剤となるかも?