人気声優・小野賢章、ダンスに「絶望」 名ミュージカル出演で不安も「形にはなった」

引用元:オリコン
人気声優・小野賢章、ダンスに「絶望」 名ミュージカル出演で不安も「形にはなった」

 映画『ハリー・ポッター』シリーズのハリー・ポッター役(日本語吹替)、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』、ジョルノ・ジョバァーナ役などで知られる声優・小野賢章が30日、都内で行われたミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版 Season2の取材会に登場した。

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 同ミュージカルは、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をモデルにしており、1950年代後半のアメリカを舞台に、人種問題や移民同士の対立といった当時の社会問題を織り込んでいる。世界中で再演を重ねているが、昨年11月から2ヶ月半にわたる公演が行われたシーズン1に続き、キャストを変えてシーズン2が行われる。

 この日は、Wキャストでトニー役の村上虹郎、森崎ウィン、マリア役の宮澤エマ、田村芽実、アニータ役のMay J.、宮澤佐江、リフ役の上口耕平、ベルナルド役の渡辺大輔、廣瀬友祐も参加。激しいダンスなどを披露したあとの取材会で、各々「出演できた喜び」や「ダンスシーンについて」などの質問が順番に飛んだが、最後の方の番だったためリフ役の小野は「あの~、質問って…」と忘れてしまいキャストから笑われる一幕が。

 ダンスシーンについて聞かれると「リフ役として出演が決まってから、海外の方がやっているバージョンを見させていただいた。その時に結構、絶望した」と告白。

 理由は「ダンスはもちろんですが、プロフェッショナルな方々がやるのを見て『これをやるのか!』って不安でいっぱいでした」と明かし「みなさんと一緒に2ヶ月間けいこをして、なんとか形にはなったのではないかと思います。あとは本番で精一杯、物語の中で生きられたら、ダンスで表現できたらいいなと思っています」と本番前に意気込んだ。

 また、ダンスについては演出から細かい指示があったそうで「『あまり、ダンサーっぽく踊らないでくれ』と指示がありました。ダンスなんだけど、ダンスっぽく表現しないで表現できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と呼びかけた。

 2月1日から3月10日までIHIステージアラウンド東京で公演される。