東出昌大不倫の傷口深めた事務所の“雑な対応” スポンサーは損害賠償請求へ

東出昌大不倫の傷口深めた事務所の“雑な対応” スポンサーは損害賠償請求へ

 不倫報道後、東出昌大(31)は一斉に出演広告が削除され、CM打ち切りの動きが進んでいる。

 スポンサーは東出の“クリーン”で家族愛あふれるイメージが起用理由だっただけに怒り心頭。CM起用していたフジ住宅は契約の打ち切りを決定。

「お客さまからお叱りの電話とメールをいただいております。東出さんの事務所からは24日に書面でおわびを頂戴しましたが、今後は規約に準じて損害賠償請求もあり得ます。弊社といたしましてはこのようなことは初めてで、どのくらいの損害額になるのか精査中です」(広報担当)という。

 同社によると、不倫報道を知ったのは、週刊誌が発売される前日の22日。翌日、マスコミに配られた事務所コメントと同じものを代理店から入手、その間、事務所から直接おわびの連絡はなかったという。芸能文化評論家の比留間正明氏は所属事務所の対応は「モラルに欠ける」としてこう続ける。

■「欠陥商品を納品」

「不倫しているタレントと広告契約するのは、欠陥商品を知りながら、わざと納品したのと同じ。俳優の自主性に任せているでは済まされない、リコール対象ものです。3年も交際していたとなれば事務所も把握しているはずでしょうし、知らなかったとしても教育を怠った責任は重い。事後に謝罪文書を送るだけというのも言語道断。

 スポンサー企業は東出の不祥事について直接矢面に立たされるということを自覚していない。本来なら真っ先にCMを担当した代理店と共にわびに行くのが筋。企業側のコンプライアンスが厳しくなっていること、スポンサーがNGを出せばドラマの起用もはばかられることなど、俳優の生命線はCMだという時代の流れを読めていない。同社を辞めた有名タレントが多いのも、事務所の体質を疑問に思うことの表れでしょう」

 東出の事務所・ユマニテに所属していたタレントには椎名桔平(55)、寺島しのぶ(47)、小西真奈美(41)、南果歩(56)などそうそうたる面々が。もう「プライベートは俳優に任せる」なんて“放任主義”では済まされない時代なのだ。