71歳笹野高史ゆうもあ大賞に感激「立派な賞を」

引用元:日刊スポーツ

俳優笹野高史(71)草笛光子(86)、フリーアナ古舘伊知郎(64)が「ゆうもあ大賞」を受賞し、4日、都内の授与式に出席した。ユーモアや明るい話題を世の中に提供した人に贈呈される。

笹野は「木村拓哉です」とボケると「立派な賞を頂戴することができましてうれしく思っています」。また「演劇の神様、演劇の神様はちゃんと見ていてくれた」と感激していた。

草笛は「ユーモアは憧れていた言葉。私も言われたいと思っていた」とあいさつ。その後、「死んだ後は面白い女優だったと言われたい。あとの女優人生は磨いて、磨いていきたい」と語った。授賞式後の会見では最近、撮影した映画の監督に「いるだけでおかしいと言われました」と紹介した。

古舘は「ようこそ桜を見る会に」と冗談を言って会場を盛り上げた。また、「『報道ステーション』をやっていた時に、ユーモアを出したら大変。おかしなことを言ったら大問題になる」と語ると、今のユーモアを言える環境に「とってもうれしい」と語った。

一方、主催者の理事長を務める俳優大村崑(88)は「19歳で肺結核になりました。片方の胸がないんです」と語ると、健康の理由を「いつも笑いを体から発信し、共有して幸せな体をつくった」と説明した。