自転車声優・野島裕史「箱根80kmライド」に挑戦! 道中まさかのハプニング発生…!?

引用元:TOKYO FM+
自転車声優・野島裕史「箱根80kmライド」に挑戦! 道中まさかのハプニング発生…!?

声優・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。3月22日(日)の放送は、野島が単身で臨んだ「箱根80kmライド」を振り返りました。

野島:先日、某番組のキャストと「箱根で打ち上げをやろうぜ!」ということになって。小田急ロマンスカー(特急列車)に乗って行くことになったのですが、僕は(東京から)箱根までロードバイクで行こうかなと思って。大体80kmくらいの距離ですかね。

今回は、“いかに早く箱根に着けるか”というテーマを自分に課しました。もちろん、道路交通法を守りつつ。電車組が13時に新宿駅で待ち合わせて、15時に箱根湯本駅に到着するスケジュールだったので、僕も15時に着くように行こうと思って。僕の平均速度は30kmちょっとなので、信号ストップなどを考慮すると、大体3時間半くらいかなと思い、11時半に家を出発しました。

当日は天気がよく、気温は15度くらい。箱根チャレンジにベストな条件でした。でも、都心部では、数百メートル走って“やっとスピードが出たかな”と思うと、赤信号で止まって。50個以上の赤信号で止まった気がします。多摩川を超えた辺りから信号が減ってきて、厚木を過ぎると信号はかなり少なくなって、気持ちよく走れました。

当初の予定では、2時間くらい走ったら、コンビニ休憩を取ろうかなと思っていたのですが、あまりにも気持ちがいいので、“疲れるまで走ってみよう”と思ったら、あっという間に3時間が経過して。タイムを計っていたのですが、3時間2分で急に“あれ? ちょっと休みたいかも”という気持ちが生まれてきて、ペダルを漕ぐ足が重く感じたんですね。

でも、予定通りのペースで進んでいて、到着まであと30分の地点だったので、“そのまま行っちゃおう!”と思って。そこから若干の登りが続くのですが、そこでもスピードを落とさず、かなりの力で(ペダルを)漕ぎまくっていたのですが、これダメでしたね。前の太もも辺りがつってしまって。

“どうしようかな……”と思いつつ、丁度緩やかな下りに差しかかっていたので、“このまま行っちゃおう!”と思いまして。足を休めつつ、ゆっくり漕ぎを繰り返しているうちに、治ってくるもんですね。最初につったときは、まったく動かなかったのですが、3分くらい経ったら動き出して。痛みもまったくなくなったので、ほぼロスタイムにならずに漕ぐことができました。

足がつってしまったもう1つの反省点は、水分をほとんど摂らなかったんですね。ゼリー飲料を1つ持っていたので、“これだけでいいや”と思って。コンビニにも寄らず、休憩もとらず目的地まで行ってしまったのも悪かったなと。改めて水分は大事だなと思いました。

また、調子に乗ってノリノリで(ペダルを)漕ぎすぎたこともあります。ただ、それだけ気持ちよく漕ぐことができたし、結果的にほぼノンストップで箱根に到着して、待ち合わせ時間の15時にも間に合って、とてもいいライドになりました。

本当は、まだ体力が残っていたので、このまま箱根峠を攻めようかと思ったのですが、とりあえず荷物もあるし宿に行こうと思って着いたら、ビールが用意されていて。この誘惑には、あっさりと負けてしまいました(笑)。

(「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」2020年3月22日(日)放送より)