セーラ元妃、ライフスタイルブランドの立ち上げを計画中

新聞「メールオンライン」によるとセーラ元妃が立ち上げを計画しているブランドは、その名も「ダッチェス・コレクション」。ヨーク公爵夫人（ダッチェス・オブ・ヨーク）という自身の敬称を使っている。ジュエリーから食器類、タオル、石鹸、お茶、ジャムやビスケットなど多岐に渡る商品を販売する。ブランドは自分とロイヤルファミリーとのつながりを生かしつつ「うっとりするような魅力と共感」をアピールしているという。すでにロゴやパッケージも決まっていて「オレンジを背景に向き合う2頭のペガサスが描かれたもの」。同サイトは「『エルメス』を思わせる色使い」と指摘している。

【写真】 英国王室の王位継承順位をあらためておさらい セーラ元妃（Sarah Ferguson， Duchess of York）GETTY IMAGES 先週イギリスでは、アン王女の息子でエリザベス女王の孫にあたるピーター・フィリップスが中国の国営乳製品メーカーのコマーシャルに「ロイヤルファミリーのメンバー」という肩書で出演、物議を醸したばかり。ピーターは王位継承順位15位であるものの貴族の称号は持たず、王室の行事にもほとんど出席していない。その彼が「ロイヤルファミリー」と名乗って収入を得ていることに王室関係者から批判の声も上がっている。

1996年にアンドルー王子と離婚し、ロイヤルファミリーではなくなったセーラ元妃が「ロイヤル」を売りにしたら問題になるのは必至。ちなみにセーラ元妃は離婚後、様々な事業を手掛けてきたがどれも成功したとは言い難く、一時期は500万ポンド（約7.1億円）の負債を抱えたこともあった。今回はどんな展開を見せるのか、続報を楽しみにしたい。
（text : Yoko Nagasaka）