綾野剛&北川景子、刑事役で初バディ「凸凹コンビを楽しみに」…映画「ドクター・デスの遺産」

引用元:スポーツ報知
綾野剛&北川景子、刑事役で初バディ「凸凹コンビを楽しみに」…映画「ドクター・デスの遺産」

 俳優の綾野剛(38)と女優の北川景子(33)が、映画「ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―」(深川栄洋監督、11月公開)で刑事役でバディを組むことが26日、分かった。

 「さよならドビュッシー」などで知られる作家・中山七里氏の同名小説の実写化。依頼を受けて終末期の患者を安楽死させる謎の医師「ドクター・デス」に2人の刑事・犬養(綾野)と高千穂(北川)が立ち向かう。

 撮影は昨夏行われた。安楽死というセンシティブなテーマに、綾野は「禁断の題材にとうとう触れてしまった思いでなりません。撮影中もこの作品の強度に耐えうる表現ができているのか?と自問自答の日々でした」と話すと、北川も「最後まで誰が犯人なのか分からない緊張感と、私たちが犯人像にたどり着くまでのもどかしさ、焦燥感をお客様に感じていただけるように」と心を尽くし撮影に向き合ったという。

 2人の共演は18年の映画「パンク侍、斬られて候」以来2年ぶり。心身ともに削られる作品の中で、互いの存在に救われたという。綾野は「大きな支えとなり現場を包み込んでくれたのが初バディである北川景子さん。本当に頼もしく、常にブレない芯の強さと清らかさがあります」と絶賛。北川も「綾野さんは思いつきでいろんなことをお芝居に取り入れたり、好奇心旺盛な子どものような一面があると今回初めて気がつきました。そんな綾野さんを後輩ながらほほ笑ましく見守ってきた夏でした」と振り返った。

 綾野と北川の名バディぶりに、深川監督も「2人は全く違う考え方を持った役者ですが、2人とも強烈な役者バカだと思います」と独特の表現で太鼓判を押す。北川は「私たち凸凹コンビをどうぞ楽しみにしていてください」と呼びかけた。 報知新聞社