AKB48新センター山内瑞葵「革命を起こしたい」 正統派18歳が初ソロコンで宣言

引用元:オリコン
AKB48新センター山内瑞葵「革命を起こしたい」 正統派18歳が初ソロコンで宣言

 アイドルグループ・AKB48の新センター、山内瑞葵(18)が26日、都内のTOKYO DOME CITY HALLで自身初のソロコンサート『AKB48山内瑞葵ソロコンサート~“MY” Revolution~』を開催した。

【ライブ写真】AKB48の新センター・18歳の山内瑞葵(全24枚)

 山内は2016年12月に16期生として加入し4年目に入ったばかり。20日に同所で行われた新春恒例のライブイベント『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト50』でサプライズ発表された57枚目シングル(3月18日発売、タイトル未定)で初のセンターに抜てきされた。会場にはセンターを祝福する横断幕も掲げられ「57枚目シングルのセンターに選んでいただきました。ありがとうございます」と正統派アイドルがキラキラと目を輝かせた。

 序盤は王道アイドルソング「シンクロときめき」「初恋ドア」「それでも好きだよ」などを連発。中盤からは、子役時代に劇団四季『ライオン・キング』でヤングナラ役を務めるなどミュージカルで培ったダンスパフォーマンス力を存分に発揮し、「Make noise」「右足エビデンス」などのダンスナンバーでしなやかに舞った。

 衣装替えのつなぎでは、昨年12月にこのライブのセットリストを決めるためのスタッフとの打ち合わせの模様が収めた映像が映し出された。ソロコンサートが夢だったという山内は、自分の“これから”に意味のあるコンサートを作っていきたいと語り、自身が所属するチーム4の代表曲「LOVE修行」と、自身がファンに“見つかる”きっかけとなった一番思い入れのある「右足エビデンス」は絶対に欠かせないと語った。

 このときにはまだ、自身がニューシングルのセンターを務めることは知らされていなかったが、「2020年はAKB48を支えられるような人間になりたいので、自分自身にもAKB48にも『革命』を起こせるように頑張ります」とスタッフに宣言。自身のイニシャルを絡めた「“MY” Revolution」をコンサートタイトルとし、映像明けに歌った渡辺美里の「My Revolution」のカバーに自身の決意を込めた。

 アンコールでは同期の16期生も合流し、「大声ダイヤモンド」と16期生曲「抱きつこうか?」を披露。佐藤美波は自身のことのように泣きながら山内を祝福した。

 2日かけて書いたというファンへの手紙も用意。「AKB48にとって欠かせない存在になる。AKB48のセンターを任せてもらえる存在になる。この目標は実は、AKB48に加入してから毎日1回以上、心の中で思い続けてきました」と明かし、「先日、AKB48の57枚目ニューシングルのセンターに選んでいただきました。ですが、センターになったことがゴールではなく、まだまだこれから自分を磨いて、センターにふさわしいメンバーになれるよう一生懸命頑張ります」とまっすぐに誓った。

 そして「自分のパフォーマンスで日本中、世界中を笑顔にできるように、さらにAKB48の魅力をたくさんの方にお届けできるようになりたいです」と壮大な夢を掲げ、「それができたときが本当の『“MY” Revolution』、ミズキヤマウチ革命なので、これからもまっすぐ前を向いて、一直線に突き進んでいきます」と約束し、割れんばかりの拍手と声援を浴びた。