真田ナオキ「いつかは紅白歌合戦へ」 赤備え甲冑で“天下統一”誓う…22日新曲「恵比寿」リリース 

引用元:スポーツ報知
真田ナオキ「いつかは紅白歌合戦へ」 赤備え甲冑で“天下統一”誓う…22日新曲「恵比寿」リリース 

 22日にメジャー移籍第1弾シングル「恵比寿」をリリースする真田ナオキ(30)が20日、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で会見を行った。

 戦国武将の真田幸村さながらに、重さ20キロの「赤備え」の甲冑(かっちゅう)に身を包んだ真田は「真田ナオキ、ただいま見参! いざ出陣!」と雄たけび。幸村も果たせなかった“天下統一”を、歌謡界で果たすことを誓った。

 今時の塩顔イケメンだが、ルックスには似合わぬ、少しかすれたダミ声が魅力だ。2011年の震災をきっかけに「歌で勇気を与えられる存在になりたい」と一念発起。特徴的な声を作るため「日本酒でうがいしたり、おやつ代わりにシシトウを食べたり、村田英雄さんのまねをして海辺に向かって血が出るまで叫んだり…。のどに悪いことは全部やりました」と約5年かけて“声帯改造”を重ねた。

 15年に、のちの師匠である演歌歌手・吉幾三(67)と出会い、16年にデビュー。着実に経験を重ね、昨年に心機一転、所属事務所とレコード会社を移籍した期待の新星だ。メジャー移籍第1弾の「恵比寿」も吉が作詞作曲。1組の男女が恵比寿の夜を過ごす歌謡曲で「♪惚(ほ)れちまったの俺」という歌い出しが特徴的だ。イベントの前には吉から「肩の力を抜いて、楽しんでおいで」と激励のメールをもらったという。

 「恵比寿は大人の街で、家賃が高いんだろうな、という印象。今年はこの『恵比寿』を命がけで頑張って、老若男女から恋していただける存在になれたら」と真田。「いつかは大みそかのNHK紅白歌合戦で出させていただけるように精進したい。年末は(NHKホールがある)渋谷からの『恵比寿』で!」と隣駅の“聖地”を目指していくつもりだ。

 ◆真田ナオキあらかると

 ▼生まれとサイズ 1989年12月22日、さいたま市生まれ。30歳。身長は175センチ

 ▼デビュー曲 2016年4月、吉幾三が作詞作曲の「れい子」

 ▼スポーツ少年 極真空手歴8年で初段の腕前。小学校時代には野球の日本選抜に選出。ボクシング歴3年

 ▼趣味 野球観戦(ヤクルトの大ファン)、競馬&サラブレッドを見ること

 ▼横丁大使 歌詞中に登場する飲み屋街の「恵比寿横丁」で、昨年ラジオの企画で流しをしたことなどが縁で「横丁大使」を拝命。今後は全国各地の横丁をキャンペーンで回る予定

 ▼ソロリサイタル 5月4日、東京・鶯谷の東京キネマ倶楽部で

 ◆「声が印象的」宮根氏太鼓判

 真田の所属事務所の先輩で、昨秋、大阪市内の歌謡ショーも観賞したという宮根誠司キャスター(56)は「声が印象的で、骨太。長年スポーツをやってきたこともあって一本芯が通っている」と太鼓判。「うちの事務所が期待している一番の新人。柱になってほしい」と成長を願った。 報知新聞社