王将戦第2局 渡辺が66手目封じて1日目終了、あす午前9時に再開

王将戦第2局 渡辺が66手目封じて1日目終了、あす午前9時に再開

 連覇を目指す渡辺明王将(35)=棋王、棋聖との3冠=に挑戦者・広瀬章人八段(33)が挑む、将棋の第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の第2局が25日、大阪府高槻市の山水館で始まり、後手の渡辺が66手目を封じて1日目が終了した。

 渡辺の第1局先勝で迎えたこの日。午前9時に戦いの火ぶたが切って落とされ、戦型はともに得意とする角換わり腰掛け銀に。午前中はテンポよく進行したが、昼食後に広瀬が2時間42分に及ぶ長考に沈む場面があった。午後6時すぎ、手番の渡辺が、封じ手の入った封筒を立会人の桐山清澄九段(72)に手渡して、1日目の対局を終えた。

 消費時間は先手の広瀬が4時間26分、後手の渡辺が2時間57分。持ち時間は各8時間。対局はあす26日午前9時に再開される。