眞栄田郷敦&小坂菜緒 白馬で大ジャンプ 長野五輪スキージャンプのテストジャンパー 140メートルのジャンプ台に立った

引用元:中日スポーツ
眞栄田郷敦&小坂菜緒 白馬で大ジャンプ 長野五輪スキージャンプのテストジャンパー 140メートルのジャンプ台に立った

 長野五輪(1998年)スキージャンプ団体金メダル獲得を陰で支えたテストジャンパーたちを描く映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(飯塚健監督、6月19日公開)に俳優眞栄田郷敦(20)、日向坂46の小坂菜緒(17)、俳優古田新太(54)が出演。眞栄田と小坂はテストジャンパー、古田はコーチ役を熱演する。撮影は五輪が行われた長野・白馬スキージャンプ競技場でも行われており、臨場感たっぷりのシーンが見られそうだ。

 原田雅彦、船木和喜ら4人の「日の丸飛行隊」の快挙を後押ししたテストジャンパーたちの活躍を、史実に基づき作り上げたオリジナルストーリー。1回目のジャンプで4位に甘んじた日本。吹雪が強まり競技が中断、2回目が中止になると4位で終了してしまう。審判員の判断で25人のテストジャンパーが無事に飛べたら競技を再開することになり、主人公の西方仁也(田中圭)らは悪天候のなか決死のジャンプに臨む。

 眞栄田はテストジャンパーの一員で、けがのトラウマを抱えた南川祟を演じる。昨年放送されたTBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」でも南川と同じくけがで苦しむラグビー選手を好演。眞栄田は「白馬スキージャンプ場で先輩方やスタッフのみなさんに支えていただきながら日々新しい挑戦をしております」とPR。

 日向坂46のセンターを務める小坂が演じるのは、唯一の女子高生ジャンパー・小林賀子。実在の選手がモデルで「私も今、17歳。等身大の役をやらせてもらっている」。ジャンプの練習シーンでは、五輪出場経験のあるコーチや共演の山田裕貴(29)らから「うまい」と絶賛されたという。古田演じるコーチの神崎幸一は選手たちをときに厳しく、ときに温かく支える役だ。

 眞栄田たちは、日の丸飛行隊が実際に飛んだ140メートルの高さにあるラージヒルのスタートゲートに立ち、ジャンプで飛び出すシーンを撮影。長野五輪の時には生まれていなかった眞栄田と小坂、さらに長野の前の札幌五輪も知る古田が加わり、東京五輪の年に感動の物語を紡いでいく。