演者も「なかなかない」と明かす、新しいサーカスが初上陸

引用元:Lmaga.jp
演者も「なかなかない」と明かす、新しいサーカスが初上陸

世界トップクラスのサーカス芸を持つパフォーマーたちが、現代サラリーマンの厳しい世界をサーカスで表現する『CLONES』。大阪初上陸となるこの舞台の記者会見が大阪市内でおこなわれ、キャストのひとり・品川ミズキがエアリアル(空中芸)を披露した。

【写真】会見でトークする品川ミズキ

朝から晩まで仕事に追われ、疲れ気味のサラリーマンたち。彼らの仕事風景や、ふと頭をよぎる空想を、パントマイムやジャグリング、マジックなどで巧みに表現する本公演。

さらにアニメーションやプロジェクションマッピングなどの技術も加え、不条理かつエキサイティングな光景を繰り広げる作品だ。

品川は、サーカスの世界コンテスト「シルク・ドゥマン」で、日本人エアリアルアーティストとして、初のブロンズ賞を受賞。世界各地のサーカスカンパニーからオファーが相次ぐ、注目のパフォーマーだ。

デモンストレーションでは、天井から下がる2本の布を自在に操り、宙を舞ったり垂直落下したりと、ダイナミックかつ美麗なパフォーマンスで圧倒した。

「シルク・ドゥ・ソレイユ」を始め、数多くのサーカスの舞台に立ち続けている品川も「日本のみんなが思い描くサラリーマンと、サーカスを融合するなんて、なかなかない」と、本作のオリジナリティの高さを強調。そして「日本ではこういうサーカスを見せる機会はあまりないし、面白いものにします」と、意気込みを語った。

『CLONES』は、2月7日~11日に「COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール」(大阪市中央区)で上演。チケットは6800円で、現在発売中。

取材・文・写真/吉永美和子