温泉ドラゴンが日韓3部作「SCRAP」再演、生き残りかけた闘い描く

温泉ドラゴンが日韓3部作「SCRAP」再演、生き残りかけた闘い描く

温泉ドラゴンによる「SCRAP」が4月1日から5日まで、東京・東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。

【写真】「温泉ドラゴン10周年記念公演 日韓三部作第3弾『SCRAP』」チラシ裏(メディアギャラリー他1件)

本作は、2015年の「烈々と燃え散りしあの花かんざしよ」、2016年の「或る王女の物語~徳恵翁主~」に続き、2017年に劇団チョコレートケーキ・日澤雄介の演出で初演された、日韓3部作の第3弾。今回、同作が温泉ドラゴンの結成10周年記念として上演される。舞台は1958年、大阪砲兵工廠跡地に存在した“廃墟”。朝鮮人集団、通称“アパッチ族”は、そこから国有財産である鉄屑を掘り起こし、生計を立てていた。しかし、ついに警察の取り締まりが始まり……。

シライケイタ脚本・演出のもと、劇団員の阪本篤、筑波竜一、いわいのふ健のほか、水野あや、ナイロン100℃の松永玲子、山崎薫、劇団東京ヴォードヴィルショーの喜多村千尋らが出演する。また、4月2日14:00開演回、4日17:00開演回にはアフタートークを実施予定だ。

■ 「温泉ドラゴン10周年記念公演 日韓三部作第3弾『SCRAP』」
2020年4月1日(水)~5日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

作・演出:シライケイタ
出演:阪本篤、筑波竜一、いわいのふ健 / 水野あや、松永玲子、山崎薫、喜多村千尋、香川耕二、内田健介、猪熊橋蔵、坂本岳大、山崎将平

※山崎薫と山崎将平の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。