女性すし店主の奮闘描く舞台4月初日 飾り2度落下に鳳恵弥「主人公が怒っている…」

引用元:中日スポーツ
女性すし店主の奮闘描く舞台4月初日 飾り2度落下に鳳恵弥「主人公が怒っている…」

 女優鳳恵弥(39)が日本初の女性寿司店店主として激動の時代を生き抜いた中野里ことを演じる舞台「こと~築地寿司物語~昭和平成激闘編」の製作発表会見が20日、東京・築地玉寿司晴海通り店で開かれ、鳳、共演の中野裕理(39)らと、ことが礎を築いた100年近い歴史のある築地玉寿司4代目の中野里陽平社長が出席した。

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 2017年に第一作を上演、今回が4作目。令和初の上演となり、ことが奮闘した1964年の東京五輪以来、東京に再び五輪・パラリンピックを迎えるタイミングだ。

 鳳は「56年前に迎えた五輪がまたやってくる。その日を前にこの舞台であの日の熱狂を味わってもらいたい」と抱負を述べると、飾っていたプレートが2度落下するハプニングが起きた。鳳は「ことさん、怒っているみたい」と気を引き締めていた。

 今回、鳳は初めて脚本も鳳が担当するが、まだ手をつけてないと明かし、「でも構想はすでに練っており、56年前と現代をつなげるような“おいしい作品”にしたい」と語った。

 中野里社長も「戦争の打撃からのれんを再興し、バブル崩壊、東日本大震災から復活できたのもことの若い衆をかわいがり、社員らを大事にする教えだった」と振り返り、初日を心待ちにしている。

 メインビジュアルは「Dr.コトー診療所」の漫画家山田貴敏さん、主題歌はTM NETWORKの木根尚登が担う。公演は4月30日~5月3日、東京・築地ブディストホールで。