「ミス日本」52代目GPに小田安珠さん アナウンサー目指す慶大生が2525人の頂点に

「ミス日本」52代目GPに小田安珠さん アナウンサー目指す慶大生が2525人の頂点に

 「第52回ミス日本コンテスト2020」(スポーツニッポン新聞社後援)が20日、東京・新宿の京王プラザホテルで開催され、最終選考に残った13人から、小田安珠さん(21=慶大文学部人文社会学科3年)さんが52代目のミス日本グランプリに輝いた。

 小田さんは、3歳から始めたクラシックバレエはキャリア18年。昨年は学生キャスターや旅番組のリポーターを経験した。映画「インディ・ジョーンズ」の影響を受け、大学では考古学を専攻。古墳時代の埴輪(はにわ)を研究中で、「優しく、凜(りん)とした雰囲気を持つ」アナウンサーを目指している。

 ミス日本「水の天使」には中村真優さん(21=独協大法学部総合政策学科2年)、ミス日本「みどりの女神」には井戸川百花さん(19=中大経済学部経済学科2年)、ミス日本「海の日」には森谷美雲(みう)さん(20=山形大人文学部社会学3年)、ミス日本「ミススポーツ」には田中絵梨果さん(22=慶大環境情報学部環境情報学科3年)、ミス日本「ミス着物」には青木胡杜音(ことね)さん(19=日本工学院専門学校蒲田校)が、それぞれ選ばれた。

 女優の山本富士子(88)藤原紀香(48)らを輩出した伝統ある、日本最高峰の美のコンテスト「ミス日本コンテスト」。今回の応募者は2525人で、決定コンテストには全国4地区から選ばれた13人が参加。水着審査、ドレスなどに加え、自己PR、質疑応答などを経て、「利他の心で行動する健康美人」をテーマにミス日本にふさわしい女性が選出された。