玉川徹氏「レディーファースト論」で日本の現状に「日本は変わった国だなって、また思われる」

引用元:スポーツ報知
玉川徹氏「レディーファースト論」で日本の現状に「日本は変わった国だなって、また思われる」

 15日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、「レディーファースト」についてのツイートが賛否を呼んでいることを特集した。

 ネット上で「レディーファースト」についての議論が盛り上がっている。ニューヨーク在住の日本人女性が「日本人はなぜ席を譲らない?」とツイートしたら賛同のコメントのほかに「レディーファーストって意味不明」などと猛反発された事例を取り上げた。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏(57)は「飛行機とかに乗ると、荷物を上にあげようとする女性を助けてあげる人をみたことがない。結局、CAさんが来て上げてくれる光景を見る。現実問題日本はこう」と日本の現状を分析した。

 そして「なぜかって言ったら、しつけの問題で、日本人はごみとかをまき散らしちゃいけませんっていうしつけはされる。だからサッカーの大会とかでゴミが散らばっていると、ごみを集め海外から称賛される。だけど、弱い人を助けましょうっていうことに関してはないですよね、しつけが。その辺が他の先進国とは違う。いい悪いの問題じゃなくて、他の先進国以外の国もそれが当たり前。ところが日本では当たり前じゃないっていう現実があって、オリンピックで(海外から)大勢これから来るでしょう。そうすると日本は変わった国だなって、また思われるんでしょうね」と指摘した。

 自身が席をゆずることについては「女性に譲るってことはないかなぁ。ただお年寄りとか、こまっている人にはっていうのはある」と話し「日本が鎖国の国だったらいい。そういう国じゃない開かれた国でいこうっていうことであれば、海外がこうなってるんだったら、それも取り入れるべきだと思う」と語った。

 司会の羽鳥慎一アナウンサーも「お年寄りと妊婦さんには僕も譲りますけど、立っている女性に譲ったことは、ダメかもしれないけど、ないです」と振り返った。 報知新聞社