小池都知事ＶＳ霜降りせいや『太鼓の達人』ガチ対決！「東京に住めないように…」

　ｅスポーツの普及と発展を目指す「東京ｅスポーツフェスタ」が１１日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開幕した。オープニングセレモニーには同イベントの実行委員会名誉委員長を務める小池百合子都知事（６７）が登壇。司会のお笑いコンビ・霜降り明星のせいや（２７）、粗品（２７）と人気ゲーム『太鼓の達人』で対決した。

　イメージカラーの緑色のスカーフを巻いてステージに登場した小池都知事。「ｅスポーツは日本の新しい産業になっている。我が国のテクノロジーを生かせる分野だ」と大会の意義を述べると、終始笑顔のままイベントの開幕を高らかに宣言した。

　続いてステージ上に太鼓セット２台が運び込まれ、「小池都知事ＶＳ霜降りせいや」の夢の対決が実現。せいやは「ｅスポーツに真剣に取り組んでいる都知事のために真剣勝負でいきます」。「忖度（そんたく）は大歓迎ですよ」と返す小池氏に「忖度なしで！」と宣戦布告した。

　子供の頃から『太鼓の達人』をプレーしているというせいやに対し、小池氏もプレー経験があるようで、「“達人”には及ばないまでも、ちょっとはできますよ」と自信。難易度は「ふつう」、楽曲は「おどるポンポコリン」で対戦がスタートした。

　両手にばちを構え、画面上に流れる楽譜にあわせて太鼓を打ち鳴らす２人。小池氏は時折声を上げながらも、その目は真剣そのもの。せいやも宣言通り、ギャグなしで確実に得点を重ねた。

　結果は小池氏７１万点に対し、せいやは９１万点。都知事相手に手加減なしで圧勝したせいやは「東京に住まれへんようになる！」と絶叫。粗品に「そんなんなるわけないやろ」と冷静なツッコミを浴びていた。

　同イベントは１２日までの２日間。最終日には『太鼓の達人』『モンスターストライク』『パズドラ』３種目の大会決勝戦が行われる。入場無料。 報知新聞社