メンバー全員が役割分担で自主運営! シャムキャッツのスウィートなライブ

引用元:TOKYO FM+
メンバー全員が役割分担で自主運営! シャムキャッツのスウィートなライブ

小籔千豊が新MCをつとめ、“ライブ音楽とビールが生み出すゆたかなひととき”をテーマに、あなたのすぐそばで素敵なアーティストたちが生ライブで生きた音楽を届けるTOKYO FMの番組「KIRIN BEER“Good Luck”LIVE」。1月18日(土)の放送には、4人組バンドのシャムキャッツが登場しました。

シャムキャッツはボーカル&ギターの夏目知幸さん、ギターの菅原慎一さん、ベースの大塚智之さん、ドラムスの藤村頼正さんの4人組。エバーグリーンなグッドメロディーを、グルーヴィーなバンドサウンドとともに聴かせる、独自のギターポップが魅力です。2016年に彼ら自身で主宰する自主レーベルのTETRA RECORDSを設立。昨年にはデビュー10周年を迎えています。

小籔が、バンド運営をメンバー自らやっていることについて尋ねると、夏目さんが「役割分担をしているんです。お金の勘定はドラムがやって、スケジュール管理はベースで、グッズを作るのは菅原が担当して、ジャケットのデザインは俺がやって、みたいな」と返答。

小籔が「お金の勘定が一番地味で大変な作業ちゃいます?」と突っ込むと、藤村さんが「そうですね、ダイレクトにきますからね。メンバーとの軋轢が一番多いんです」と返していました。

ライブは2017年のアルバム『Friends Again』に収録の「Travel Agency」からスタート。アコースティックギターのカッティングを軸としながら、カラッとしたメロディーをやさしく歌っていくギターポップです。

続く「Girl At The Bus Stop」もメロウなボーカルとメロディーの曲で、ドリーミーなイメージのギタープレイも冴えています。

3曲目は昨年リリースの最新EP『はなたば』から「我来了」。ストロングなグルーヴと甘いメロディーが際立ちます。次の「Coyote」は出だしのロマンティックなコーラスワークが印象的な曲です。

後半になると夏目さんが観客に向けて「楽しんでる?」と問いかけ、「すてねこ」へ。アッパーなビートと躍動感あふれるボーカルで攻め、演奏も熱を帯びていきます。そこからメドレー形式で「逃亡前夜」に突入し、ファンキーなギターとゆったりしたグルーヴが心地よく響きます。

そしてラスト「完熟宣言」はみずみずしいメロディーとパワフルなコーラスをじっくりと聴かせて、ライブは終了しました。

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