宮沢氷魚、役者人生の初キスシーンは男性だった 『偽装不倫』共演の杏より前に

引用元:オリコン
宮沢氷魚、役者人生の初キスシーンは男性だった 『偽装不倫』共演の杏より前に

 俳優の宮沢氷魚(25)、藤原季節(26)が8日、都内で行われた、男性同士の恋愛のその先を描いた映画『his』(24日公開)のトークイベントに登場。日本テレビ系ドラマ『偽装不倫』で多くの視聴者の心をつかんだ宮沢は、同ドラマで共演した女優・杏とのキスシーンがあったが、役者人生においての初キスシーンの撮影は同映画だそうで「役者としてのファーストキスが、藤原季節君でした」と明かし照れていた。

【写真】餅つきをする宮沢氷魚と藤原季節

 続けて「放送的には『偽装不倫』というドラマで杏さんとするシーンがあったのですが、撮影は『his』の方が先で。(藤原は)初めてじゃなかったんですよね?」と質問すると、藤原は考え込む仕草。自身は初だが藤原は初めてのキスじゃないことを知り宮沢は「そっか…。ちなみに何人目?」と女子っぽく追求すると、「結構…」と言われてしまい「ショックですね」と嘆いていた。

 同作は2人の青年恋愛を題材に、「好きだけではどうしようもない」恋愛のその先を描いたもの。同性の2人が子どもを持ち、家族として世間とどう向き合い生きていくのか、偏見や差別などが描かれている。『偽装不倫』で多くの視聴者の心をつかんだ宮沢は、同作が映画初主演。周囲にゲイだと知られるのを恐れ、東京から田舎にやってきた井川迅を演じ、迅の忘れられない恋人・日比野渚役を藤原が務める。

 岐阜県白川町での撮影中は、同じロッジで10日間にわたる同棲生活をしたそうで、藤原は「超濃密な10日間」とニヤニヤすると、宮沢は「誤解を招くから…」とツッコミ。続けて宮沢は「作品的に大変だったので、唯一の息抜きというか、オアシスのような場所でした」と振り返りつつも「最初は嫌でした」と本音もポロリ。

 しかし「朝から晩までみんなと一緒にいて、寝る時くらいは自分の時間がほしいと思っていたのですが、ただ、一人になってしまうと不安になるくらい(撮影が)大変だったので、(同棲してくれて)ありがとうね!」と藤原に感謝した。

 この日は、子役の外村紗玖良、今泉力哉監督も登場した。