E-girls、来年いっぱいで解散…佐藤「それぞれの道で頑張っていく」

 女性11人組、E-girlsが来年いっぱいで解散することが22日、分かった。横浜市のトレッサ横浜で行った新曲「別世界」(来年1月29日発売)の発売イベントで電撃発表した。

 冒頭、映像で約9年間の活動に終止符を打つことが発表されると、ファン2000人の悲鳴が会場に響いた。

 リーダーの佐藤晴美(24)は「今年の春くらいからE-girlsのこれからを話し合い、方向性を伝え合ったときに、それぞれの道で頑張っていくという決断をさせていただきました」と説明。泣き出すファンの姿もあり、坂東希(22)は「みんなと出会って、家族みたいになって…。皆さんがいたから、自分一人じゃ成し遂げられなかったことができました」と涙を浮かべて感謝した。

 解散後は佐藤、坂東、石井杏奈(21)、山口乃々華(21)が役者やモデルとして活動。Happinessは海外レーベルとタッグを組んで世界進出を狙い、鷲尾伶菜(25)はソロデビュー。武部柚那(21)は、オランダ出身の音楽プロデューサーが世界8都市で開催したオーディション合格者と新ユニットを結成する。

 来年はEXILE一族を擁する所属事務所のLDHが6年に一度の祭典と位置づける「LDH PERFECT YEAR」を控えており、E-girlsは2月から全国ツアーを開催。事実上のラストツアーに佐藤は「今流している涙を笑顔に変えます」と誓った。