乃木坂46卒業する白石麻衣 なぜ8年間ノースキャンダルだった？

　トップの中のトップアイドルだろう。乃木坂４６の白石麻衣（２７）が、３月２５日に発売される２５枚目のシングルの活動をもって、グループから卒業すると７日に発表された。乃木坂の公式サイトによると、正式な日程は決まり次第、知らせるという。

〈間違いなく大功労者〉〈グループアイドルの格を上げた〉〈正直言って卒業してほしくない〉などと、ネット上は白石を称え、卒業を惜しむファンの声で埋め尽くされている。

〈乃木坂の美しさは貴女だと思ってます〉

　２０１８年に乃木坂を卒業した生駒里奈（２４）は、７日付の自身のインスタグラムでそんなメッセージを送っていた。

「２０１２年２月にＣＤデビューした白石が乃木坂の『絶対的エース』と称され、ファンの絶大な支持を得てきたのは、類いまれな美貌はもちろんですが、これまでノースキャンダルだったことが大きいでしょうね」（芸能プロ関係者）

　実際、ネット上には、〈男性スキャンダルが一切なく、ファンの人は安心できたのでは〉〈日本アイドルの古き良き幻想を守りファンを大事にした〉なんて声も多い。

　今どき、アイドルのスキャンダルなんて珍しくもないが、白石はなぜ、８年間もノースキャンダルでいられたのか。

　芸能ライターの吉崎まもる氏は「やはり彼女のストイックさ、プロ意識の高さでしょうね」と、こう続ける。

「白石は高校卒業後、音楽の専門学校に進んだ。アイドルになるつもりなんてなくて、歌をやりたかったそうです。ところが専門学校の講師の勧めで乃木坂のオーディションを受け、デビュー後はあれよあれよという間に中心メンバーに。野心むき出しというタイプでもありませんが、白石は自分が何を求められているかという周囲の期待に対する理解力が高い。それに乃木坂を支えている自分がスキャンダルを起こすわけにはいかないという自覚も強い。アイドルは自分が目指すところとは違うという悩みもあったようですがプロに徹し続けてきたわけです」

　とはいえ、業界内外に言い寄る男性はいたらしい。

「もともと白石はかなりの人見知り。他人とすぐに打ち解けるタイプではなく、どこか男性を寄せつけない雰囲気も漂わせていた。それに、押しも押されもせぬトップアイドルに上り詰めた今となれば、『下手にちょっかいを出したらまずいことになる』なんて雰囲気も業界内に漂っていましたね」（吉崎まもる氏）

　もっとも、卒業すれば恋愛も解禁。芸能マスコミの熱い視線が集まっている。