大関貴景勝、波乱の1年「自分にすべて原因があるのに」

引用元:Lmaga.jp
大関貴景勝、波乱の1年「自分にすべて原因があるのに」

武井壮、小杉竜一がMCをつとめる毎日放送『戦え!スポーツ内閣』の1月8日放送回に、大相撲の大関貴景勝がゲストとして出演。12日に初日を迎える初場所を前に、果たせば令和最初となる「綱取り」についての思いを語る。

貴景勝は2019年、「夢を叶えられた」という大関昇進を果たしたが、その後右膝のじん帯断裂の影響で陥落、そして1場所で大関復帰と波乱の1年を経験。左胸筋の肉離れにも苦しんだ。

2つの怪我の原因となった取組の相手はどちらも幕内御嶽海。貴景勝は左胸筋の肉離れを起こした九月場所千秋楽の優勝決定戦について、「(相手の)御嶽海関に悪い(ことをしてしまった)な、と思います」と心情を吐露。「『御嶽海が怪我をさせた』と心無いことを言われるほうが辛かった」と語り、「『我(われ)に怪(あや)しい』と書いて『怪我』という教わり方をしたので、自分にすべて原因があるのに」と続けた。

貴景勝のこの人生哲学には武井と小杉も感嘆のため息。小杉は「今日(の放送)はみんな見たほうがいい」と断言し、「生まれてきてくれてありがとうございました」と感謝する場面も。

さらに貴景勝は今年の目標を聞かれ、「次は横綱しかない」と語り、横綱昇進の原則が二場所連続優勝であることに触れ、「まずは(自身の)2回目の優勝をしないと始まらない。優勝を狙いたいと思います」と力強く宣言。武井は「去年の貴景勝関にはいろんな困難がありましたけど、今日の話を聞いて元気がでますよね!」と語った。この模様は1月8日・夜11時56分から放送される。