シャイア・ラブーフの半自伝的映画公開 子役時代を演じるのはノア・ジュプ

シャイア・ラブーフの半自伝的映画公開 子役時代を演じるのはノア・ジュプ

 映画『トランスフォーマー』シリーズの俳優シャイア・ラブーフが脚本を執筆した半自伝的映画『Honey Boy(原題)』が、今年公開されることが決定した。主人公の幼少期を映画『クワイエット・プレイス』のノア・ジュプ、青年期を『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジスが演じる。

【写真】自身の経験をもとに脚本を執筆、主人公の父親に扮する「シャイア・ラブーフ」フォトギャラリー

 シャイアが自身の経験をもとに脚本を書き上げた本作は、一人の少年の愛とユーモアと感動の物語。テレビ業界で人気子役として活躍し、無職で“ステージパパ”のジェームズとふたり暮らしの主人公オーティスが、激しくも特別な絆で結ばれていた父への誤解、争い、トラウマを乗り越え、もがき成長していく姿を描く。サンダンス映画祭ほか、数々の映画賞を受賞するなど高評価を得ている作品だ。

 複雑な親子関係に奮闘する幼少期のオーティスを映画『クワイエット・プレイス』『フォードvsフェラーリ』のノア・ジュプ、青年期のオーティスを『レディ・バード』『スリー・ビルボード』などに出演し『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたルーカス・ヘッジスが担当。シャイアが元ロデオ道化師の父親ジェームズを演じる。

 俳優として活躍する一方でさまざまな問題行動を起こし、昨年には子役時代が原因で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたことを明かして話題を呼んだシャイア。そんな彼が、元道化師でヘロイン常習者だったという自身の父親との関係を浮き彫りにした本作に注目が集まる。

 映画『Honey Boy(原題)』は今年順次公開。