清原和博氏が胸中明かす「俺は薬物依存者なんだ」

引用元:日刊スポーツ

2日放送のフジテレビ系「LiveNewsit!」(月~金曜午後4時50)で、16年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた元プロ野球の清原和博氏(52)に独占密着した。

【写真】「絶対負けんな」息子たちのメッセージ入りTシャツを見つめ涙ぐむ清原氏

先月30日に「ワールドトライアウト」の監督を務め、今月1日には大規模な野球教室を主催した清原氏。自宅での様子や薬物依存症治療のため医療施設に通う様子などテレビカメラが初めて撮影した。元妻・亜希さんや息子たちへの思いを告白して、野球教室で涙を流したわけを話した。

初めてテレビカメラが入った清原氏の自宅。そこには、今年3月に亡くなった母弘子さんの遺影が飾られていた。遺影の横には「見てる」という言葉が飾られている。亡き母に見守られ手を合わせて、その存在を意識しながら、清原氏は1日1日を過ごしている。以前は薬物による症状もあり、部屋のカーテンを開けることができなかったという。しかし、「最近はようやくカーテンが開けられるようになった」と言う。

来年の執行猶予明けを見据え社会復帰を目指す清原氏は、薬物依存症の治療のため医療施設に通っている。「病院に行くときは落ち込む。ああ俺は薬物依存者なんだ、今から病院に行くんだと」と胸中を明かした。そして「これからの季節、僕はすごく苦手なんですよ。ドラフト会議のことを思い出したりとか。世間がざわついてくるじゃないですか、クリスマスがあったりとか。そこで孤独を感じたりする」と話した。

そんな清原氏の支えになっているのは離別を乗り越え再会を果たした2人の息子の存在だ。「こんなに早く再会できると思っていなかったし、自分は、ごめんねしか言えなかったんですけど」と子どもたちへの思いを語った。そして亜希さんへの感謝の言葉を口にした「ああいう風に(息子たちを)送り出してくれた元妻にも感謝します。普通だったら悪口もいっぱい言ってもおかしくないじゃないですか。そういうことも一切息子たちには言わなかったって聞いた」。そして亜希さんが今、清原をどのように見つめているかについてもリポートする。

さらに少年少女向けの野球教室に向けた懸命なトレーニングの様子や、イベント本番で子どもたちに往年の姿を見せようとする清原氏の姿と、その舞台裏に密着取材。野球教室イベントと終了後の会見で記者団に涙を見せた清原氏は、会見後の控室に入ったフジテレビのカメラだけの前で、衝撃的な本音を語っている。