【漫画】盲導犬になれなかった犬 保健所に通報されてしまい…青年との出会いに涙

引用元:マグミクス
【漫画】盲導犬になれなかった犬 保健所に通報されてしまい…青年との出会いに涙

 2019年の年末にTwitterに投稿された、漫画家の渡辺カナさん(@wtanaba)による創作マンガ『盲導犬になれなかった犬の話』が大きな話題になっています。

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 野良犬として追われるのは、訓練を受けるも「吠えぐせ」のために盲導犬になれなかった犬。自分のことを「迷惑な犬」「なんで生きているのだろう」と思い悩みます。

 多くの人が感動した作品について、作者の渡辺カナさんにお話を聞きました。

ーー『盲導犬になれなかった犬の話』を描こうと思ったきっかけはありましたか?

 犬の話を描きたいなと思って考えた時に、やっぱり会話をしてみたいと思ったのがきっかけです。犬が話せることですごく良くなることはなんだろうと考えた結果、盲導犬にたどり着きました。

ーー「私は犬だ」という始まりが印象的です。犬自身に話をさせる構成にはどんな狙いや意図がありますか?

 話を考えるなかで犬も人のように何か目指し、挫折し、何かを辛く思っていたらどうしよう、と思いました。(それを理解できないのが悲しいなと)私自身、盲導犬という存在に色々思うこともあるのですが、その中でひとつの犬の視点から描いてみたら面白いな、と思い描きました。 【漫画】盲導犬になれなかった犬 保健所に通報されてしまい…青年との出会いに涙 犬と青年との出会い(渡辺カナさん提供) ーー続編がありそうな終わり方でしたが、お気持ちとしてはいかがでしょうか?

 ありがたいことにコメントのなかに「続きが読みたい!」というお言葉をたくさんいただいたので、描けたらいいなと思ってます! ゆっくりお待ちいただければ幸いです。

ーー今回の作品に寄せられた感想で、印象深かったものを教えて下さい。

 感想の内容というか、実際にパピーウォーカーをやってた方、訓練所にいた方(?)や、アイコンが犬の方(たぶん犬を飼ってる方)が読んで感想くれてたのが印象的でした……! 私自身も犬を飼っているし、盲導犬のことも結構調べて描いたので、マンガが伝わってくれたならうれしいです。

 あと「年の瀬にいいマンガをありがとう……」というコメントが多く、良かったなと思いました(笑)。

ーー今後、描いてみたいマンガや、それ以外で挑戦してみたいことなどがあれば教えて下さい。

 私はギャグマンガも大好きなので、4コママンガや、その他、原作付きのマンガの作画とかも今やってみたいなと思っています。 マグミクス編集部