稲垣・草なぎ・香取が出演『充電させて~』番組P「30時間以上カメラ回した」

引用元:オリコン
稲垣・草なぎ・香取が出演『充電させて~』番組P「30時間以上カメラ回した」

 テレビ東京系で土曜夜に放送中の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』。その年始特番『行くぞ!令和最初のお正月は“伊勢神宮”!関宿から松阪、鳥羽、志摩おめでたスポット巡る158キロ!ですがひぇ~吾郎ちゃんにつよぽんも慎吾ちゃんもハチャメチャすぎてヤバいよヤバいよ!新春3時間SP』が、きょう2日(後5:55~9:00)に放送される。

【写真】スナックのカラオケで新曲を披露する香取慎吾

 今回のゲストライダーは、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。3人が同局の番組で“単独ロケ”をするのは『愛ラブSMAP!』以来23年ぶり。出川哲朗とともに香取→草なぎ→稲垣の順に“数珠繋き”で充電しつつの電動バイク旅の模様をたっぷり見せる。放送を前に、3日間で30時間以上カメラを回し続けた番組プロデューサーの平山大吾氏の裏話と、ロケ中に次々と起きた驚きのエピソードを紹介する。

 平山プロデューサーは、「いきなり間違えちゃいました。ごめんなさい」と、いきなり陳謝。ロケ中、何が起きたのか? 「剛さんが出川さんに出会うシーンでのことです。バッテリーがなくなり走れなくなった電動バイクを押しながら歩いている出川さんに、後ろから走って駆け寄り声を掛ける…。ですが、現場にいたスタッフがついつい慌ててしまい出川さんだと思って『今です、行ってください!』と走ってもらうと、それは熊谷充史ディレクターだったのです。やっちまったと謝るスタッフに剛さんは嫌な顔一つ見せることなく笑顔で」許してくれたそう。

 結局、出川と熊谷Dのバッテリーが切れ、香取が1人で交渉した一般の家庭で充電しているところへ、草なぎが合流することに。すると出川が充電のお礼にと、「剛&哲朗の特別ランチを作らせてもらいます!」と言い出し、草なぎも冷蔵庫の中から大根、玉ねぎ、キャベツと次々と取り出して、料理を始める。

 「えぇー本当ですか!?」と驚くご家族をよそに、キッチンに並び立つ出川と草なぎ。出川はキッチンに立ったものの手伝い程度で、草なぎが慣れた手付きで料理を仕上げていく。最後に卵でとじた“野菜のあんかけ風炒め”を食べたお父さんとお母さんは「うまい!」「おいしい!」と大感激。味見した出川も「うまいじゃん! 優しい味~さすがビストロ!」と、感動していた。

 香取は、三重県津市を走行中、電動バイクのバッテリーが0%となってしまい、出川が充電場所を探しに行くことに。出川が見つけたのは、まだ夕方前で明るいながらも歌声の聞こえる街のスナック。香取が合流すると、スナックのママやお客さんは驚きながらも大歓迎。常連のお父さんは「有名な慎吾のファンやで!」と言ってコーヒーをご馳走してくれた。

 そんな中、ほろよいの常連さんから「慎吾ちゃん歌って聞かせて!」と遠慮なしのリクエストが。それに香取は「ロンリーチャップリン」の全力熱唱で応えたのだった。出川も負けじとお店の常連さんと「3年目の浮気」をデュエットし、大盛り上がり。また偶然にも香取の初ソロアルバムに収録した新曲「Trap」が店のカラオケにすでに入っていることがわかると、自らカラオケのリモコンを操作して歌い出す。この新曲を歌うのはレコーディング以来で、まさかの初披露の場となった。

 そんな歌まで披露してくれた香取から、平山Pは「日も沈み冬の寒い夜、電動バイクを押しながら長い距離を歩いていた時、慎吾さんが『いやよくできた番組ですよ。充電っていうのが、なんかこう物語を作りますよね』」とねぎらいの言葉をもらったという。

 そして、「人見知りだから」とずっと充電交渉を嫌がっていた稲垣が、ついに折れて1人で充電場所を探しに行くと、ミラクルが起きたという。

 路地でたまたま電気工事をしているお父さんに遭遇。「もしよろしかったら…充電させていただいても?」とお願いすると、お父さんが自分の電気屋さんで充電してもいいと快諾してくれた。仕事中のお父さんより一足先に、電気屋さんへ向かった稲垣。お店にいた奥さんに事情を説明すると、なんと奥さんから手渡された携帯に繋がっていたのは、有名芸能人。「えぇー! どうして!?」と、稲垣もびっくりだった。

 そんな彼らから「撮れ高十分じゃないですか? えっまだ回すんですか?」(草なぎ)と突っ込まれもしたが、「剛さんも最後には『楽しかった! ホント楽しかった』」と言ってくれた」と、ひと安心。香取からも「まだ走るんですか?」と何度も言われた今回のロケは「3日間ずっと、30時間以上カメラを回し続けました」と、平山P。

 2日の放送では、「詰め込めるだけ詰め込んでみましたが、正直収まりきっておりません。ですが3人の魅力も相まってお正月見るときっとシアワセな気分になってもらえると思います! ぜひぜひご覧いただけたら」と、アピールしていた。