【紅白】YOSHIKI“恩人”KISSと紅白共演 ロックの世界飛び込んだ原点、圧巻ステージ

【紅白】YOSHIKI“恩人”KISSと紅白共演 ロックの世界飛び込んだ原点、圧巻ステージ

 令和初となる大みそか恒例「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15~11・45)は12月31日、東京・渋谷のNHKホールから生中継され、X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が米ロックバンド「KISS(キッス)」と共演を果たした。

 元々クラシックを習っていたYOSHIKIは、11歳のときに父を亡くしたばかりで失意の最中、KISSを初めて聴いて衝撃を受けたという。「初めてコンサートを見て『あっ叫んでいいんだ』って。自分の中にあった痛みとか、どうしていいかわからない苦しみを発散する場があるんだ。この気持ちを爆発させていいんだ」と、ロックミュージックの扉を叩いた。

 そんな“恩人”との紅白出演。キッスのベーシスト、ボーカルのジーン・シモンズは「俺たちはステージで他人と共演したりしない。でもYOSHIKIだからやるんだ」とYOSHIKIとの絆を表明し、本番では「今日は友達のYOSHIKIと共演する」と語り、圧巻のステージを披露した。