郷ひろみラグビーのパス受けてステージにトライ!大坂、錦織らアスリートそっくりダンサーとなだれ込む

引用元:中日スポーツ
郷ひろみラグビーのパス受けてステージにトライ!大坂、錦織らアスリートそっくりダンサーとなだれ込む

白組は32回目の出場の郷ひろみがトップバッターとして先陣を切った。ヒット曲のスペシャルバージョン「2億4千万の瞳 ―エキゾチック “Go!Go!”ジャパン―」を熱く歌い上げ、晴れ舞台のオープニングを一気に盛り上げた。

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 ステージは東京五輪開催を意識し「世界を沸かせた日本のスポーツ」をテーマにした。プロ野球巨人の阿部慎之助やサッカー日本代表の南野拓実、テニスの錦織圭、大坂なおみらスターアスリートにふんしたバックダンサーを従えてのにぎやかなパフォーマンスを展開。ホールのロビーエリアからダンサーとともに登場し、ラグビーボールを受け取ってステージになだれ込むなど、会場をフルに使った演出で沸かせた。

 出場者の中で昭和、平成、そして令和と3つの時代の紅白を経験したのは郷を含め、五木ひろし(71)、石川さゆり(61)、松田聖子(57)、坂本冬美(52)のわずか5人。本番を前に郷は「最初にトップバッターと聞いた時は、僕の年齢をわかってるのかなって思いました」と笑いながら「でも、幸せなことだと思う。多くの方のサポートがあったからこそです。令和のトップバッターなんてなかなかできないし、見ている人が元気になれるような最高のパフォーマンスを伝えたい。トップバッターとして次のバッターにつなげたい」と意気込みのほどをアピールした。

 デビュー48年目の2020年もアスリートさながらの激しいパフォーマンスに期待がかかる。世界が注目する東京五輪に向けては「日本頑張れ、1人の日本人として多くのメダルを獲得してほしい。それを踏まえて歌っていきたい」と歌を通じての応援団役を買って出た。

 五輪の興奮を間近で体験したいと、自ら観戦チケット獲得に臨んだが抽選は1次、2次とも全て落選したという。「どんだけ、くじ運のない男なんでしょうね。陸上とか人気種目は激戦で無理だと思って、空手とかに申し込んでみたのですが…。テレビで見る方が間近に感じられていいかな」と最後は自らに言い聞かせるように苦笑いした。